2015/06/12(金)03:30
実家から野菜
実家の決して広くはない庭が、楽園だ。
草花から樹木までいろんなタイプの植物が、どれもこれも精一杯の力で勢いよく茂る。
なかには食べられるものもいくつかあり、収穫の楽しみ、味わう喜びまである。
そんなのの一部をもらった。
さっそくサンドマメ、きゅうり、ジャガイモ、ウリを食べる。
小じゃがいも。
土の香り。
たわしでこすって皮を落とし、電子レンジでチン。
熱がとおってほくほくのところをスプーンの背でつぶす。
あんまり美味しそうなので、ひとつ食べてみる。
小さいが、異常にうまい。
おいもの濃い味。
マヨネーズ控えめのポテサラに。
ちなみにポテサラに使ったきゅうりが笑っちゃうほど大きかった。
ヘタ部分のトゲトゲの明確なこと。
きゅうりがもとは「実っていた」もので、それは「土から生えていた」ってことを思い出す。
そのほか、サンドマメはゴマ和えに。
(ゆでたてをつまみ食いしたので、ちょっと出来上がり量が減った)
甘くて美味しいオマメである。
ごはんには讃岐産のもち麦「ダイシモチ」とやらをまぜた。
食物繊維たっぷりで体に良く、おまけに味も良いという優れものらしいのだが、今日は枝豆を追加して「枝豆もち麦ごはん」にしてしまったので、もち麦単体の味はよくわかんないことになってしまった。
また今度、よくよく味わってみよう。
ウリは塩をまぶし、鷹の爪をちょこっと足して、少し時間を置いて食べた。
美味しかったのはもちろんですが、
切ってしまう前の、目に馴染むきみどり色、なだらかな曲線を描いたふっくらボディを写真に撮っておけばよかったなぁと後悔される。
きゅうりがイボイボとげとげとして強そうであるのに対し、ウリはつるるんすべすべと、やさしい佇まいだったのだよ。