シヤワセ気分でらららら~ん♪

2022/05/19(木)23:37

食べものの話(ちょいと実家に帰ってきた)

家ごはん万歳(58)

 ​前回の記事​で実家にちょいと帰ってきたこととイカの話をしましたが、今回は実家で食べたものの話。  なにしろどの食べものもいちいち、やたら美味しかったのだ。 野菜は、市場で地元農家さんから採れたてを購入したり、母がお友達からもらったりしたもの。 だから味が濃くて、食べたそばから体に溶け込むようにナチュラルで、うまい。  スナップエンドウ。 ばかうま。 スナック菓子か何かのように、このままつまんでもりもり一皿平気で食っちゃう。      さくらんぼ。 母のお友達のお宅で実ったもの。ありがとうございます! 子どものころ住んでた借家には立派なさくらんぼの木があって、浴びるように食べたものです。 素朴で懐かしい味。エンドレス。ばかうま。  スルメイカ。 醤油バターで炒めた。ばかうま。  魚卵のたいたん。 絹さやとともに卵とじにするのが母のレシピ。 私が子どものころは、小さな魚卵が2本セットになったもの(すなわち一腹)が「たいご」「たいこ」?といった表記で販売されていたそうで、安かったのでよく買って煮ていた、とのこと。 確かによく食べたなぁ。当時も今も、ばかうま。  かますの干物。 よく脂がのっていて、塩分も濃すぎず、ばかうま。 以前、かますの塩焼きがついた定食を食べて、かますって美味しくない魚だな、と思っていたのは大間違いだった。  海辺の町なので魚関係が新鮮でレベルが高くて、素朴だけど実にうまい。        野菜のかき揚げ。 カボチャやにんじん、たまねぎ、椎茸などをざっくり切って、ぱぱぱっと母が作ってくれたもの。 うますぎて笑っちゃう。 実はテーブルの奥に写っているとおり、大阪梅田デパ地下のラグジュアリーお惣菜を2包買って帰ったのですが(台所仕事をちょっと休んでもらおうかと)、豊かな地元のごちそうを前に、デパ地下のおかずなど色褪せて見えた。  実際食が進まず、写真に写っているのは2日目の残り物のお惣菜。  あるから食べないかんのよね・・・・。 しょうもないもの、買って帰ってごめん。 この価値観の変化、ドラマのように出来過ぎで、自分でも驚いた。 だがしかし、今はもう大阪に帰ってきまして、地元の産物もなければ母の手料理と比べることもないので、こうした価値観は消え去りました。 デパ地下のラグジュアリーお惣菜があったら、わーい!ともろ手をあげて歓迎します。

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