2005/11/30(水)12:12
危険な水
(読売新聞) - 11月30日より抜粋
政府系ネット「中国環境資源網」によると、中国では工業排水の3分の1、生活汚水の9割以上が未処理で直接河川に流れている。観測所のある全国1200河川のうち、「汚染河川」数は850に上る。深刻な有機物汚染を受けた飲用水の利用人口は、1億6000万人に上るとされる。
長江では、工業、生活排水、農薬や化学肥料などを含んだ汚水が、年間約256億トン流入。約500都市の飲用水を脅かしている。
汚染は、川から海にも広がる。環境保護総局が昨年行った調査によると、近海の海水の約50%が環境基準に達しておらず、約35%が深刻な汚染と判定された。また、全国の湖の75%に富栄養化現象が現れている。
これは、隣の中国で今起きている現状です。私たちが日常使用している有害化学物質を含んだ洗剤等の利用によって、水環境が汚染せれ、回りまわって私たちの健康を脅かすだけでなく、それらが富栄養化現象となって巨大クラゲを生み出したりしています。
地球規模の環境破壊により、大きな自然災害も起きています。一人一人がもっと真剣に考えなければならない重要な問題です。