母を看取った日
昨年の今日、母が亡くなりました。状態が悪くなり叔母から、家に帰る時に母に着せる浴衣を準備するように言われました。
母を私は一人で看取りました。
朝父やおばたちと病院にいくと、母は痛みで苦しんでいました。
痛み止を点滴から追加してもらい、まもなく母は静になりました。みんな安心して私を残し、帰りました。
年末休暇に入ったので正月は病院に、泊まり込みかな、と思っていました。
午後になって母の呼吸が弱くなって、じっと見ていると本当に静かに止まりました。
やっと一年たって、冷静に書けました。時間の流れは不思議です。
母の顔はあんなにむくんでいたのに、亡くなる前に利尿薬をつかわないのに腫れが引きました。
看護師さんに綺麗にしてほしいと頼んで、死に化粧をしていただいた母はシワひとつなく本当に綺麗でびっくりしました。
幼い時から綺麗にしている母がすきでした。悲しかったけど母が綺麗な顔で、凄く慰められました。