こころのしずく

2008/11/08(土)11:18

「オトナのバレンタインデー」『忍たちのバレンタインデー』第九話 NARUTO小話(短編小説SS) (元拍手御礼小説完全版)

小話(短編小説SS)(145)

バレンタインデー企画(2008年) ※元拍手御礼小説完全版(拍手御礼小説に加筆しています) NARUTO-ナルト小話(短編小説SS ※プチ連載) 第一部設定。 『忍たちのバレンタインデー』  (木ノ葉・砂・暁等たくさんのキャラ・ギャグ&ほのぼの&甘甘) 目次注:BL風味・壊れキャラを含みます。大丈夫な方のみ読んでやってください。 第九話「オトナのバレンタインデー」  カカシが元に戻ったのは、陽が暮れてからだった。気がついたときいた場所は、もちろん宇宙ではなかったが、何故かイルカの家だった。 「イルカ先生! ごめんってばよ~」 「ナルト……、お前、ちゃんと課題をこなしたのか?」 「うん! ばっちし!」  ナルトがニシシと笑うと、イルカはホッとした顔で、ナルトの頭をくしゃくしゃなでた。 「す、すいませんイルカ先生。なんかよく分かんないけど、勝手にお邪魔しちゃったようで…はは。あっ、良かったらチョコ食べます?」  イルカは唖然としながら、チョコを食べた。ナルトからもらい、カカシの唾がとんだチョコを。  大人の世界を繰り広げ始めた二人を背に、ナルトは外へ出た。 「カカシ先生。オレ、ちゃんと先生のこと尊敬してるよ。それに、本当、大切だってば。ただ、どうやって伝えたらいいか、分からなかっただけなんだってばよ」  ナルトは、冬の澄み切った夜空に輝く星を見上げた。 イルカ『カカシさん、オトナの夜を……』 人気blogランキング 前へ   小説TOPへ   次へ 他の小話(短編小説SS)はこちらから。

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