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カテゴリ:日々
この前読んだ伊坂幸太郎「チルドレン」に全盲の人がいた。
常人では目を閉じていても、光・明るさを認識できるけど、 生まれながらにして、全盲だとまぶしさと感知できないと言うことだろうか。 物は触ればわかるけども、 明暗・色を見えない人に説明するって良く考えたら難しい。 車で通勤途中、杖を持って歩いてる、盲目の人がいる。 ちょっと脇にずれそうになっても、すぐに真っ直ぐ歩いていく。 常人が目をつぶってまっすぐ歩いていくのはとても難しい。 視力が無いと平衡感覚が狂うから。 目をつぶっていたら、距離感覚も定かでない。 道を覚えて真っ直ぐ歩いていくのは、とても集中力がいるのでないか。 この前、信号が無い横断歩道の手前に停車した。 前の車の後部は横断歩道にはみ出して停車中。 その時杖を持った人が、横断歩道を渡り始めた。 大丈夫かな?と思ったら、器用に車をよけて渡っていった。 まるで見えているかのように。 停車中とはいえ、エンジンの音でどのへんに止まっているかわかると言う事なのか。 他の感覚機能が研ぎ澄まされているのか。 常人の何倍も努力が必要とされる、すごいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月10日 20時45分44秒
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