2009/05/17(日)20:24
先週書くべき話
今年の大河ドラマは直江兼継を主人公とした「天地人」です。
まぁそれはいいんだけど、
ちょっと先週の本能寺の変を扱ったものは見ていてきつかった。
なぜか?
当時直江兼継が本能寺の変を未然を知ることが出来たのか、
ということである。
あれを見たら当時上杉は知ることが出来たという風に見えてしまう。
しかしそれにしては事実と極端に矛盾した形になる。
あの状態で話を進めるのなら強引にでも魚津を取り戻しに行こうとするはずである。
まぁ、
事実に即したわけではないので別に騒ぎ立てるつもりはないが、
聊か脚色に過ぎると感じる。
昨今歴史を扱った番組が増えてきているが、
歴史を冒涜しているようにも見えるものが多々ある。
現代日本人は歴史に対して現代の目で見すぎなのだ。
結果を知っているから言うことの出来ることが多すぎる。
ちなみに当時羽柴を凌ぐ情報収集能力を持った勢力はいなかった。
羽柴が天下を取れたのもその高い情報収集能力にあったともいえる。
本能寺の変があったころ上杉は滅亡の危機に瀕した状態にあった。
その中で明智の謀反を知りうるほどの余裕はなかったのではないかとオイラは考える。
勿論これは単なる推測に過ぎないのだが。
それと石田と直江が昵懇になるのはまだまだ先の話だったはずだが、、、、
あと極度に上杉景勝が矮小化されているように感じるのは気のせいか?
あの傾寄者前田慶次ですら景勝の前では傾けなかった程の威厳を持った人間であるのだが、、、
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