にゃん★日本脱出逃避行

2005/03/02(水)15:33

女の戦場へ、いざ出陣!!!…そしてその後

私はバカじゃない。 そのくらいは容易に予想はしていた。 でも本当にデビッドが彼女を連れてくるなんて… 数分前に彼からメールが来た。 「今日学校に来るの?MY GIRLFRIENDも多分来ると思う…」と。 深いため息が出る。 でも、デビッドが私を気遣ってくれているのは間違いなかった。 その優しさがまたため息に変わる。 「David, Im not an idiot. I could expect that」 そのくらい考えていたよ。と「でも、もしあなたが私に来て欲しくないというのなら、私は行かない。」 強がった。 返信には「君がバカだとは思わないよ。君が来る事に僕は何も問題ない。もし君が大丈夫なら…」 大丈夫な訳ないじゃん…。 また涙が出そうだよ。 きっと彼女と会えば私はいつものように明るく挨拶なんかも交わせる。 そのくらい振舞う事も出来る。 でも、私の乾きかけた傷は再び生傷へと変わる。 私に学校へ行かないと言う選択肢はあるんだろうか? 在る。 けど出来ない。 そんな選択肢は傷をぶり返すと分かっていても選びたくないと私の心が叫んでいる。 私の友人は「私は昔の女の写真とかも全部見たいタイプだから、私なら絶対行く」そういう。 私は過去は見たくない。 自分に自身がないから、全然綺麗な人だったりしたら、もう… とにかく、行きます。 傷を自らぶり返しに。 もう彼女の事を「EX-GIRLFRIEND」「元彼女」と呼ばない彼を分かっていても、あきらめる為にも会った方がいいのだと思う。 昨日デビッドの授業を初めて受けた。 最初で最後の授業。 彼の授業は楽しくて、私は短い期間でもプライベートティチャーで居てくれた事を誇りに思った。 やっぱりまだ好きなんだなって思った。 帰り忙しくしている彼は私に 「SPEAK SOONね」(近いうちに話そうね) そういって戻っていった。 シティに戻り、友達と別れて携帯を見ると、メールが一通。 「デビッド?」 そう思って開くと彼ではなく、ちかじかシェアメイトになるリーさん。 「What r u doing?」 お茶でもしようか?という話をして、彼の車で移動。 私は車の中で、デビッドと日本からやってきている彼女のことを考えていた。 「どうしたの?何かあった?」 彼との今後の為にも私は話した方が良いと思って、デビッドのことを話した。 「諦めるって決心したけど、正直言うと、私はまだ出来ていない」 「…君はまだ彼のことが好きだって事?」 「YES, I DO」 彼は私のことをとても気に入ってくれている。 だからこそ話しておいた方が良い。 さてこれから女の戦場、フリースクールへ行ってきます!!!!!!!!!!! 負け戦から帰って来ました。 彼からのメールには私は何も返信しなかった。 いくとも行かないとも言わなかった。 だから私が学校に着てることにどう感じたか分からない。 でも、その彼女の姿をクラスで見かけなかった。 デビッドとその話をする事もないし。 デビッドと長く付き合っていたんだから、私より英語が達者なんだろうと予測していたけど、彼女が行ったのは下のクラスだったらしい。 授業が終わってデビッドに 「このティーチングコースが終わったらどうするの?」と質問をした。 「分からない。とりあえず今日は彼女と、ペンギンを見に行くけど」 そうですか。ご勝手に。 彼女を見る前に私はとっとと帰りたかった。 昨日も日記に書いたとおり、彼女を紹介なんてして欲しくないから。 友達を待っている間に、「この人だ…」と思う女の子が居た。 その子が教室から出てくるのを見たくなかったから私は目をそらして下を向いていたけど、彼女の後ろにべったりくっついてデビッドも出てきた。 「HI,Tina…She is /// 」 BINGO!!! はい。紹介されました。 「彼女は僕の友達のTINA」彼女にも私を紹介してました。 「Nice to meet you」 笑顔を作ってそういうのが精一杯だった。 他に何もいう事ができなかった。 彼らは楽しそうに出て行った。 私の友達は「あんな50年代のアイドルみたいな女の子を連れてる男なんて止めなよ!リーさんにしなよ!!」という。 リーさんは私のことを気に入ってくれてるし、彼はすごくいい人だし、頭がよく穏やかで、お金持ちで…。 なのに、どうしてこんなにデビッドが恋しいんだろう。。。 彼からメールが来た。 彼女と一緒なはずなのに 「I want to u know that when I kissed u I thought I would never c her again…I didn't guess that she would come.」 (君に知っていて欲しいのは、君にキスをしたとき、再び彼女と会うとは思っていなかった。彼女が来るとは思っていなかったんだ) So what? 「何が言いたいの?私には理解ができない。そして何を言うべきなの?何も思いつかない…」 そう返信した。 返事はないだろう。 そのまままた、私は普通の顔をして、彼にまた会い、彼女にもまた会う。 強がる事ができるなら、明日の学校のパーティには行かない。 でも強がる事もできない。 デビッドにただ会いたいから。 それでもデビッドに会いたいと思ってしまう そんな 私を誰か 殺してしまってください。

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