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にゃん★日本脱出逃避行

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2005.11.04
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先週メルボルンで一年に一度の大きなお祭り、メルボルンカップが開かれました。

私は特に行く予定もなく、オージーの友達デビッドが'BBQするかもしれないからおいで’って言う誘いか、コリアンの友人に‘外にランチしにいこー'って言う誘いのどちらかを選ぶつもりでいた。

メルボルンカップは紳士淑女のお祭りかなんかなんでしょう。
男性も女性も正装で、特に女の人は大きな「帽子」をかぶる。という風習がある。
帽子の素晴らしさを競うお祭りでもある。

もちろん私はそんなの持ってない。
その前日デビッドとお茶してて
「せっかくメルボルンにいるんだから行くべきだよー」って言われていたんだけど
「帽子買わなきゃいけないでしょ?」
「あった方が良いけど、絶対じゃないから大丈夫だよ」って。
日本人の友人からは、「強制じゃないけど、なかったらかなり浮くらしいよ…」なんて話も聞いていて…。

ホステルで同じ部屋だった日本人の子がフルーツピッキングの仕事があるという情報を入手して、急遽部屋を出ることが決まった。
彼女の荷造りを見守りながら、本日の予定をぼんやり考えていた。


アイリッシュの彼が昼過ぎにいつものように起きて前日まで
「スーツもネクタイもないからメルボルンカップには行かないと思う」って言ってたのに「行く」と言い出した。

「後30分で出るからドレスアップして!」って言われ私も慌てた。
「着て行く物あるの?」ってルームメイトとその友人には言われたけど、日本に帰ったら結婚式が何件かあるからそのために買っておいた洋服があった。
「急に決まっても行ける準備があるってうらやましい!」と仕切りに言っていた。
でも靴もバッグもなくて、より集めだけどね、
もちろん帽子もないので、髪をまとめて、大きな花を頭につけた。
30分で支度をしたにもかかわらず
「今朝食食べてるから、後30分後に出発するよ」
これだもん…
いつもそう!
彼らの時間のルーズさには本当呆れてしまうよ…。
大体約束どおりに実行されることなんて滅多にないもんね。


タスマニアへの旅行計画をキャンセルしたので、
メルボルンカップくらいに行っても良いって思ってた。
入場料は50豪ドル。
それに引き出す時間がなくて彼から借りた50ドル。
このくらいはもう使っても良いって思ってた。
だって私の旅の締めくくりだし、一年に一度のお祭りだし、もう最後になるだろうメルボルンカップ。
それに私にとって人生で初めての競馬だし!

ずーっとやってみたかった。競馬。
でも行く事もなかったし、周りに行く人もいなくてその機会がなかった。
でもね、私一応ルールは多少知ってんの。
だって私ゲーマーだったんですもの。。。
ダービースタリオンで養ってきた目を発揮する日がついにやってきたんですもの!!

11月1日はとにかく暑かった。どのくらい扱ったんだろう…?
アイリッシュの彼の友人や兄弟に混じって暫くバーで飲んだ後、馬券売り場にもなってる広場へ移動。
そこでまた彼らの友達と会う。


ヨーロピアンて、団体行動するイメージなかったけど、アジア人よりも団体行動が好き!!って私は感じる。
一人旅の人より、こうやって団体で国から来てる人も多いようだし。
特にアイルランド人、多くない?そういう人。

アイルランド人と会ったのは彼が初めてだった。
アイルランドについて何の知識もないまま今一緒にいるけど、彼を通じてアイルランド人に会うことが本当に多い。
「彼がアイルランド人」と話すと、日本人の友人は
「アイリッシュの英語、分かるの?」
「彼はゆっくり話してくれる?」
とまずそっから言われるねぇ。

彼と話す分には特別不自由はしないのだけど、彼の仲間の中に独り私がいると、
正直何も耳に入ってこない…。
彼らの英語が早いのか、訛ってるのか、私が耳を開こうとしてないのか、その全てかもしれないけど、とにかくほとんどといって理解してない。
だから時々質問されると、何の話だったか分からなくて手間をかけたり、笑ってごまかすことも多い。

それはともかく…。メルボルンカップ!


到着したころちょうどメインレースの馬券が販売され始めたころだった。(それがメインとは知らなかったんだけど)

デビッドからBBQは中止になったとメールがきていたけど、彼が薦めるとおり私はメルボルンカップに来ていたので、それでも別に問題はなかった。

そして「1頭だけ日本の馬が出るよ!」とメール。
どの馬にしようか…と迷っていた私にこのメールは決心させた。
「6番EYE POPPER」は必ず買わなきゃ!
何の情報もないまま、倍率との間を見ながら、あーだこーだ考えていた。

買い方も知らないし、すべて英語だから、彼に聞くけど、彼もいまいちよくわからないらしくて、係りの人を呼んで説明を聞いた。
「初めて何ですけど、どう買ったら良いですか」と。
リスクの少ない買い方をした。

はじめてなので、額もとても小さく書けた。
私は正直ギャンブラーじゃないから。
母親の血は流れていても、それを否定しながら今まで人生を真っ当に歩いてきたつもりだから!

でも今回はお祭り。
勝つことが目的じゃなくて本当楽しもうって思ってたんだ。
他のアイリッシュの女の子達に「やらないの?」って聞いても
「お金の無駄だわ」って。
なんだよぉ~。

彼が気にしているのも知っていたけど、JAP代表ホースが出るって事は私とデビッドの間で共通の興奮だった。
「私は1、6買ったわ!」
「Me Too!エキサイティングね!」
ってやり取りが私の祭り気分をまた盛り上げる。


パドックを馬達が歩いている姿とかみたかったけど、人だかりで全然見えません…。
仕方ないから近くのテレビで…。

人生初めてのレースが始まった。
6番アイポッパーは5番以内に入り込んでいる!
私が馬券を買ったということよりも、日本の誇りとして是非とも頑張って欲しかった。
割かし人気も高かったので、いけるだろうって思った。
でもゲームでもそうだけど、最後までどの馬が来るかってわからないんだよね…。
それは現実も一緒だった。

あっという間にアイポッパーは姿を消して、私がもう一つ買っていた1番の馬が差し込んできて1着ゴールイン!
JAPの誇りが負けたのが悔しかったんだけど、取りあえず、勝ち馬券を手にしてた。
人気が高くてあまりオッズは高くなかったけど。
私かけたの2ドルだったし笑
しかし勝つって気持ちい!

ビギナーズラックという言葉は私にはないって思ってたから、それだけでも良かった。

(私やっぱり馬好きだわ~)って思うと同時に
「次のレース!」という気持ちが高まる。

アイリッシュの彼はというと、10ドルかけた馬が端にも棒にも掛からず
「僕はもう負けたからやらない。お金の無駄」と言い出した。
なんだよー。

実際ギャンブルをしない男ならその方が私としても良い。
でもなんかなぁ。。。


次のレースに出る馬の情報に食い入るように見つめる私。
「次もかけるの?」
「うん。まだ決めてないけど」
今度は贔屓する馬がいない分、本当に勘。
馬券の買い方も習ったので、リスクも自分で考えた上多少高いほうを選んで購入したりした。
馬券を買って彼のところに戻ったそんな私を見て(とても幸せそうだっただろうと推測するけど)

「君には何か問題があるようだ…」と真剣な顔で呟いた。

彼が言いたいことは分かった。ギャンブル中毒だとでも言いたいんだろう。
「そんなぁ!私は今回が初めてだし、ギャンブル自体、普段は本当にやらないんだよ?
私の事ギャンブルホリックだと思うの?本当に思うの?」と彼を逆に問い詰めた。
50ドルくらい使ってしまってもいいって思ってたのに、そんな風に言われると、本当に傷つく…。

私がかつてダビスタにはまっていたなんて事彼に説明するすべもなく、レースはすぐに始まった。

私はギャンブルホリック(ギャンブル中毒)ではなく、どちらかといえばゲームホリック(ゲーム中毒)だ。(ドラクエとかでポーカーを永遠とするの好きだし。お金かけなくてもいいんだもん。)

そしてそのレースも、一番人気ではない馬だったけどなんとなく名前だけで買った馬が、やはり最終差し込んで一着になった。

彼の弟は私の事を「ギャンブラー」と呼ぶようになった…。「次に来る馬を教えてくれ。僕もそれにのかって買うよ」ってね。
でも彼に言われた言葉に傷ついたので、残りのレース2つを残して、もうかけるのは止めた。

テレビでレースを見ながら、自分の中で「きっとこの馬…」って思いながら見ることに徹した。

すると不思議なものでまったく勝てないんです。

お金が掛からないとその力は発揮されない…

私はやっぱりギャンブラーなのかしら?
気小さいから額小さいけど笑



さて、AUS出発をもうすぐに控えてまた風で寝込んでしまった昨日。
週末遊びに出かけるため木曜日は徹底して休息に一日を捧げた。
‘週末はあそぶぞー'って思ってるなんて彼は知ってか知らぬか
「シチュー作ってるよ。少し食べる?」

やさしい…。

普段は「もっとヨーロピアンて優しいと思った!」って不満に思うこともあるんだけど、やっぱり人それぞれよね。
キッチンに行くとすでにシチューは出来ていた。
彼の弟が、私の具合が悪いことを知ってて「君はここに座ってて」と言って持ってきてくれた。
彼より彼の弟のほうが私に優しいんだから!!

作りすぎたらしく、もっと食べろ、もっと食べろと…。味はとってもおいしかったんですが、結構おなかいっぱい。
夜中も彼からメール来て「薬飲んだ?君にはもっとシチューが必要だと思うよ」ってね。

そして迎えた金曜日!今夜はクラブに繰り出すよー。コリアンの友達とね。
コリアンの男の子を飲みに誘うかとも思ったんだけど、彼のほうは何も週末じゃなくても良い。
男連れのクラブなんて楽しくもないし、女の子と二人で出かけます!
そして明日はゲイクラブに一緒に行った気の合う日本人の友人と、再びクラブ。
多分朝まで。先週帰宅したのは朝の8時半だったから…。
でも今回は翌日朝8時半に駅で友達と待ち合わせをしている。
こっちは健全な友達ら。
絶対クラブなんて行かない子達。

彼女達と電車に乗って小旅行ー。それはそれで楽しみ。

さ、もう残り少ないよ!
ラストスパート決めなきゃ。
風邪引いてる場合じゃないから。
こんなんじゃ、タイへ行ったとき鳥インフルエンザになっちゃうよ。





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Last updated  2005.11.04 14:13:43
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Re:気の小さいギャンブラー~メルボルンカップ’05(11/04)   らいらきった さん
おお!オードリーヘップバーンを
イメージしちゃいました。
すてきだね~。
(2005.11.04 21:24:53)

Re[1]:気の小さいギャンブラー~メルボルンカップ’05(11/04)   にゃん★24 さん
らいらきったさん
>おお!オードリーヘップバーンを
>イメージしちゃいました。
>すてきだね~。
-----

そんな格好のいいものでもございませんで…。

せこく数ドル勝っただけだし笑

でも日本に帰ってもやってみたい!! (2005.11.08 12:38:29)

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