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カテゴリ:敷金返還訴訟
前回の『内装見積水増し請求疑惑』は一旦おいていて、
裁判まで3日と迫った大事な時期、本筋に戻って被告側から届いた書面を読みこんでいく。 こちらとしては、特約の有効性を崩したいところなので、やや意地悪な見かたをして進めていく。 ▼契約時に交わされた『重要事項説明書』 備考に「クロス全面貼替が契約の条件」とあった。 ・その費用が明記されていない。 ・範囲は「全面」とあるが、ペット飼育に起因するクロス貼替にも関わらず、洗面所、トイレ、キッチン、 納戸(物置)など一般的にペットの飼育に適しているとは言えないエリアも含まれている。 もっとも、万が一、私が物置やトイレでペットを飼うような人間だったら、やむを得ない条項だが・・・ありえない。 特約の存在をいい事に「全部負担させてしまおう♪」という魂胆が見えるような・・・? ▼準備書面より ・「~~していたものではないし、」とるが、近隣の家賃相場より20%程高く設定されていたのは事実で、 それをどう判断するのかは裁判所次第なところだ。 ・「被告に直接収益をもたらすものではなく、暴利性はない」 謎の水増し請求をしておきながら・・・盗○タケダケしいとはこの事か!? そもそも↑こんな文言いるのだろうか?わざわざ「身の潔白をアピールする」ような文言? 読み進めるとこんな事が書いてあった、 「行った」 つまり過去完了系、 クロスの張替はもう済んでいて、費用は26万チョットかかりました。という訳なのだが、 おかしいな? 最初に請求された金額は30万円だったハズ。 管理会社の行動を時系列で表すと、 【1】借主、退去しました ↓ 【2】クロス張替えました、26万円かかりました。 ↓ 【3】26万だったけど、30万円借主に請求しました。 (ついでにルームクリーニングも5割増しで請求です) ↓ 【4】裁判起こされちゃいました、やっぱり26万円の請求です (直接収益を狙っていた訳ではありません、暴利性はありません!) になるんじゃないの~? (あくまで個人的な感想です) 還してもらえる金額が増えている(w) 最初の見積書だと、敷金の残金2万円+過払い家賃105000円の合計12万円くらいだったのだが、 約2倍の23万円増えている。 一貫性が無い。 特約の内容も明確性、具体性に欠き、賃借人にとって公平性を欠いた内容となっている。 という方向性でいこう。 不安な点としては、やはり「法人契約」。 被告からの準備書面では法人契約にまったく触れていないので、とりあえず安心だが、、、 ハロ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/02/05 11:22:54 PM
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