カテゴリ:映画や俳優さんに関する雑記
只今公開中の「ザ・リング」 アメリカではすでに大ヒット中なのだそうですね。
新しいアイデアを日本の映画界に求め、日本映画のリメイク権を得るためにアメリカから来日しているバイヤーが、今朝NHKのニュースで紹介されていました。彼曰く「日本映画はユニークなアイデアの宝の山」なのだそうです。またそんなハリウッドのニーズに応えるべく、日本の製作会社もリメイク権の販売という新しいビジネスに乗り出しているとも・・・ ちなみに日経エンタによると「ザ・リング」のリメイク権は競合の結果、ドリームワークスがディズニーに勝ち、100万ドル(約1億2000万円)で手にしたそうです。で、ディズニーのほうは「仄暗い水の底から」のリメイク権を50万ドルで手にしたとのこと。蛇足ですが、原作を映画化する権利の事は原作権。例えば、「ザ・リング」の場合はリメイク権で制作される為、日本版の映画をベースに制作された訳で、興行収入の2.5%が製作者に。また原作者には0.25%が支払われる事になるそうです。これがもし、原作権で制作されたとなると原作者の取り分は3%程になるそうで、その差は10倍以上、原作者鈴木光司氏はかなり残念だったかもしれませんね。実際、記事の中で、続編を作るなら原作権で作って欲しいなんて発言していらっしゃるし(笑) 原作を超えたと言われるリメイク作品は、今のところ聞いた事がないのですが、この映画ではどうでしょうか。原作者の鈴木氏はスケールの違いと、呪いの謎に対する論理性等を理由に日本版を80点、ハリウッド版を85点と採点していらっしゃいました。 ホラー映画が苦手で、たぶん観られない私には比べ様が無いので、両方観賞された方の意見を早く聞いてみたいです。 アメリカで日本映画のリメイクだという宣伝の仕方をわざわざするとは思えませんが、外国映画の中で、日本人や日本文化のへんてこな描写を見せられるより、こういう形で日本の文化が高く評価され、紹介されるのは喜ばしいことだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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