自然とともに生き、自然とともに死ぬ

2010/07/20(火)14:50

私のスキー歴

4年になって、どうしてもスキーを続けたいと思うようになった私は、親に悩みを打ち明け、コーチにも相談しました。 一時はスキー関係の会社で働きながら続けようかとも思いましたが、やはり仕事とスキーの高次元での両立は難しいというのが現実でした。 「スキーをするにはバイトでお金を貯めてやるしかない」 そう思った時に、どうせなら今までとは違う環境でやるのもいいなあと思い始めました。 結果、カナダに留学してスキーをすると決断したのです。 親には大学卒業後2年は目をつむってやると言われていました。 カナダに行くといっても、私にはなんのコネも人脈もありませんでしたから、向こうに行ってから自分でトレーニング環境を探すしかありませんでした。 幸い、コーチの知り合いでカナダでガイトをしている人を紹介してもらっていたので、少しだけ現地の情報を教えていただけました。 大学卒業後、10月までバイトをして、11月にカナダに出発しました。 英語を話せないとどうにもならないので最低限学校には行ったほうがいいと思っていましたので、2ヶ月間午前中のみ学校に通うことにしました。 私は2週間程度で向こうでの生活に必要なものを、もちろん車もそろえました。 その後は、とにかく練習環境を見つけるために早朝からスキー場に行き、練習前のコーチに声をかけて回ったり、現地のスキー事情に詳しい人から情報を集めたりしました。 その中で、ナキスカスキー場で声をかけたアルバータマスターズのチームが、私が声をかけたその日から、トレーニングに混ぜてくれて、とりあえずはそこで一緒にトレーニングさせてもらうことにしました。 チーム全体のレベルは高くは無かったですが、元FISレーサーも何人かいました。 「今年は間違いなくジャンプアップできる」そう思ってました。 こうして、やっとカナダでのスキー生活が地に足がついてきました。 しかし、 それから、数日後のSLのゲートトレーニングで私は右ひざを急激に内側に捻り、怪我をしてしまいました。 つづく…

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