2005/05/11(水)19:36
皮膚の腫瘍を取ってもらいました。
2~3ヶ月前から右手の甲に疣のような腫れ物ができ、だんだん大きくなってくるし、触れると痛みもあるのでので、先週の金曜日に皮膚科にいきました。
女の先生は、一目見て、
「おそらく皮膚の内部からできる良性の腫瘍の一種ですね。ほっとくと大きくなってくると思うし、手術で取ってしまうのがいいですが、どうします?」
「あ、じゃ、取ってください」
「あら、話が早いわねえ。でもこんなふうに(鉛筆でメモ用紙に描きながら)腫瘍を囲むようにかなり大きめにV字型に切りますから、かなり大きな傷ができますけど、いいですか?」
「ええ、かまいません。どうせあちこち傷だらけですから、いまさら傷の一つや二つ」
「じゃ、いつにしますか?」
「早いほうが」
「じゃ、来週水曜日の朝ということで」
「お願いします」
手術の同意書と注意書きをもらって、さて本日水曜日の午前9時半、
手の甲の一部を切り取るだけなのに、処置室でベッドに寝かされて手を台におき、患部をヨードチンキで消毒。毛はそらなくてもいいんだそうです。
それから穴の開いた不織布をかぶせて、患部のまわりに麻酔薬をかなり大量に注射。そのあとカッターナイフみたいなメスで少しずつ切開して小指の先ほどの大きさに患部を切り取りました。
結構時間がかかりましたし、血もでましたが、一部始終を興味津々で眺めていたら、
「自分の手術見ていて平気なんですか?普通の人は気分が悪くなったりするんですけど?」
「ええ、もともと技術屋なので、興味があるもんですから」
「へえ、じゃあしっかりテクニックを見られてるんだ」
などと無駄話をしながらの手術でした。
さすが女医さんだけに、縫い合わせはかなり細かくて丁寧。
「手だから細かくしましたからね。麻酔が切れてもあまり痛まないと思いますけど、抗生物質処方しますから、ちゃんと飲んでくださいね。それから、取ったところは組織検査にまわしますから。」
というわけで、ガーゼをあてておおきな絆創膏で覆って、約30分かそこらで手術はおしまい。
夕方に麻酔が切れたあと、傷口がしくしくと痛みはじめてかなりたちますが、眠れそうにないなんてことはなさそうで、まあたいしたことはないかなという感じです。
ただ、糸を抜くまではお風呂に入れないというのがちょっと困りものですが、暑い季節でなくてよかったです。
いやはや、いろいろなかなか病院にお世話になることが多くて憂鬱ですが、いまは医療技術も良くなったし、ちゃんと処置すれば直ることばかりなのが救いですね。
朝食:トースト、ヨーグルト、カフェオレ
昼食:シャキシャキレタスサンド、コーヒー
夕食:チキンラーメン、魚肉ソーセージ、ピーマン煮物、レタス
間食:バナナ、マシュマロ、アイスクリーム