単身赴任メモランダム別館

2018/01/14(日)21:07

キッチンシンクの水道栓の取り付け部修理

キッチンシンクの水道栓がいきなりグラグラになって慌てました。何事かと思ってシンクの下の棚を外して内部をみたら水道配管の周辺にサビが散乱。首を突っ込んで取り付け部を見てみるとごらんのとおり。水道栓の付け根から水が入り込んでパーティクルボードと固定座金を腐らせてしまっていたのが原因でした。 ふつう取り付け部から水が入り込むなんて考えられませんよねえ。おそらくは工事をした業者が手抜きをしたかよほど下手だったとしか……そんなわけで家を建てた業者に連絡し修理をお願いしたのですが、製品の品番を調べたり現状写真を撮って送ったりしても下請けの業者と連絡がスムーズにいってないらしくなかなか話が進まない上に結局見積もりが5万円くらいと言われてびっくり。 この水栓が生産終了になっているので部品がなく水栓ごと取り換えるのと取り付け部の板が腐っているので補強板を付ける工事をしなけらばならないのでどうしてもこれくらいかかるだろうとのことでした。うーん、これって瑕疵なんじゃないの?すこしは業者が費用負担するのかと思ったのに……と嫁さんが嘆くので、できる範囲で修理に挑戦してみるということになりました。 まずはホースを外し、錆びてボロボロになった固定座金をカナヅチでだましだまし叩きながらボルトから抜き取って水栓を取り外します。 取り付け穴の周りのパーティクルボードは予想以上にぐずぐずになっていたのでまずは瞬間接着剤を染み込ませて固めたあと、エポキシパテで欠落部分を修復。そのあとコンパネを切って作った補強板を裏から貼り付けて取り付け面を整えます。 座金のサビをできる限り落としてみたら元の形状の半分くらいしか残っていないのが判明。このままでは座金の用をなさないのでホームセンターで見つけた天井電灯吊り下げ金具とエポキシパテを使って間に合わせの座金を作成し使うことにしました。今回新規に買い求めた材料と道具類はこんな感じですね。 オリジナルのパッキンはふにゃふにゃの梱包材みたいなもので完全にへたっていたので、これもホームセンターで見つけたゴム製のものを使うことにしてなんとか復旧?した取り付け面裏側はこんな感じになりました。 一応問題なくしっかり取り付けることができてまあこんなものかな?という感じですが、使ったパッキンが少し厚すぎて付け根の金具が浮き上がってしまいました。それでも水が染み込むよりはマシですし、あとでバスコークなどで隙間を埋めてみてくれをよくしようと思っています。 そんなこんなで半日以上時間を使ってしまいましたが、修理に使った費用はバスコークを入れても1500円くらいかな?当初の5万円の見積もりからはうんと安く上がったので嫁さんは大満足だし、私は私で嫁さん公認のうえに手伝ってまでもらってDIYを楽しめたので結果オーライというところです^^; 面白かったのは、下請けの水栓メーカー修理下請け業者に修理依頼キャンセルの電話をしたら自分で直した事を全然信じてもらえなかった事でした。どこか別の業者に別のメーカーの水栓に取り替えてもらったのだと思われていたようで、今の水栓をそのまま使って取り付け直してずっと使うつもりですからこれがダメになった時にはまたお願いしますと言ったら、うちの製品を使って頂いて有難うございます、と返されてびっくりしてしまいました。

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