メウツリシチャイマス

インクジェットデカールの使用レビューをUPしまーす！！！

使ったのは「ケイトレーディング」のデカールシート、「クリア」と「ホワイト」。
インクジェットはエプソンのPM-890Cで6色インク搭載。

まずは、１セットにA4サイズが３枚入っていましたので、使いやすいサイズ
（葉書サイズ）にカットしていきました。

印刷用データはエクセルで作成。
フリーフォントをインストールしてファイヤーパターンの画像と合わせて見ました。
ロゴだけのものはエクセルのワードアートで変形させたものを使用。

まずは下準備として、必要枚数（今回はクリア３枚、ホワイト３枚）の印刷面に
インクジェット用のにじみ防止のベーススプレーを薄く３回吹きました。

完全乾燥後に印刷設定を３パターンほど変えてプリントしたものにクリアで
トップコートを３往復吹きました。（缶のクリアコートがあったのでそれを使用）
完全乾燥を待ち、塗装済みのプラバンにそれぞれ貼ってみました。

まずはクリアシートから。

印刷設定は上から順に２色づつ、フォトプリント紙、OHPシート、CDレーベル。

黒のデカールはデータの時点で黒のバックグラウンドで作成。
下に行くほどグラデーションは綺麗に出てますが、その分透過率が高くなってます。

クリアシート（フォトプリント）下地（黄＆白）

色乗りは一番濃いのですが、べったり乗っていてグラデーションがかなり荒いです。
そしてクリアシートだけに明るい色は下地の影響が出てます。

クリアシート（OHPシート）下地（黄＆白）

グラデーションは良くなりましたが、縁取りがぼけた感じになりました。
明るい色の透過率が上がってしまい黄色は薄くなって来てます。

クリアシート（CDレーベル）下地（黄＆白）

グラデーションは一番綺麗ですが、下地の色をもろに受けてしまい、
左右のカラーがかなり違って見えます。

そして黒を下地にした場合、まったく見えなくなりました。

ふふふふ......。なんとなく想像してましたが.........。（T＝T）

次にホワイトシートです。（クリアシートより少し厚い感じ）

流石に薄いシートですので、ホワイトの方も下地の色は多少影響はありそうですね。
ちなみに、真ん中はOHPシート設定の縁が甘かったので専用光沢紙設定に変えました。

ホワイトシート（フォトプリント）下地（黄＆白）

流石に色の違いはそれ程感じられません。

ホワイトシート（光沢紙）下地（黄＆白）

OHPシート設定の縁が甘かったので専用光沢紙設定に切り替えてみましたところ、
縁は綺麗に出ますがグラデーションは少し荒くなりました。
これも、色の違いはそれほどでもないようです。

ホワイトシート（CDレーベル）下地（黄＆白）

ホワイトシートならば全然問題ないので、グラデーション重視するなら
この設定のプリントが良いかも。
ただし、バックグラウンドは黒か白で無いと設定難しいかも。
ガンプラの色に合わせるのに実験を惜しまないならいけますが.......。（T-T）

そして、黒を下地にした場合。

うむ。少しグレー味が感じられますが、問題ない範囲ですね。
単純な形のマーキングなら切り抜くことも可能だろうから、いけると思います。

最後に細い文字だけのマークも印刷してみました。

コレをホワイトで印刷してくり抜くのは絶対無理なので、クリアだけ貼ってます。
細文字だけならフォトプリント設定が案外はっきり見えるのでオススメかと。

コレだけやった結果。
下地の色とマーキングの色などを考慮しての設定とプリント紙の使い分けが
必要になりますが、薄さといい貼るときの使用感といい、とても使いやすかったです。

上からマークソフターも使用してみましたところ、普通のデカールと同じに扱えます。
印刷後のトップコートの回数もちょうど良かった感じです。
真っ黒にプリントされた部分からは水貼りする際に少し色がプラに付きましたが、
水でふき取れば綺麗に取れましたし、プリント面には変化は見られませんでした。

タトゥシールで物足りない方は是非試してみてください。
細かい細いところまで綺麗に出来上がりましたよ。（＾◇＾）/

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