一人楽しく映画の日々

2010/05/13(木)12:39

みじかくも美しく燃え

映画(220)

これは1889年にスウェーデンで 実際に起きた事件を素材に描いた 美しい悲恋物語ですね。 妻子ある伯爵のスパーレ中尉は、 しがないサーカスの綱渡り芸人エルヴィラと愛しあい、二人で逃亡。 友人の制止も聞き入れず、あてどない逃走を重ね、 やがて金も尽き、着たきり雀で野宿が常となります。 日蔭物の身に職もなく、手配書は至る所に回っている・・・。 木苺や茸で飢えをしのぐ森での暮らし。 しかし、北欧の夏は短い。 行く末を儚んだ二人は、見事に晴れ渡った一日を ピクニックに過ごし、最後の贅沢にランチを満喫し、 銃で心中を謀る・・・・・ という哀しいお話しですね。 この映画全編に流れてるのが モーツァルト作曲“ピアノ・コンチェルト21番”と ビヴァルディ作曲の“バイオリン・コンチェルト・愛” 皆さんがよくご存知の曲です。 愛のすばらしさ、つらさや哀しさをこの映画で追体験してくださいね。

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