2012/06/03(日)21:44
アングラ劇場?
治療院の院長の芝居、私は疲れて行きたくなかった。
でも来週も2回公演があるけど今日が一番余裕があるからがんばって行った。
果たしてどんなんだろう?
客席は公民館みたいにパイプイスかなんかかなあ、なんて思ってた。
行ってみてびっくり。
昔のアングラ劇場そのもの、行った事ないけど。
カルメンマキの曲とか昭和のあの時代の歌が流れてるのには笑った。
そして客席と言うのが、地べたに汚い小さい座布団が20コくらい並べてある。
私は地べたに座るのはちょっといやだったから壁際に3コ位並んでるイスに座った。
なんか隣りに座ってる男の人はホームレスみたいに汚くて臭い。
でも話を聞いてると、どうもそこの関係者みたいだ。
客もなんか化粧気のないあんまりオシャレじゃない女の人やそんな類の人たち。
そして近頃見たことがない、髪の毛が長くて昔フーテン、と呼ばれてた人みたいな、
でも3.40代の男性が入ってきた。
そしたら先に化粧気のないママと一緒に来てた2.3才の女の子が“パパ~!”と呼んでた。
イヤあ~、私は昭和の時代にトリップしたかと思いましたね。
それでも開演の頃には客が満杯で3.40人くらいはいたかなあ。
その芝居というのが、日本語だと言う事はわかるが全編意味不明・・・
よく子どもが、一人でままごと遊びや、おもちゃを相手に延々と一人芝居を
してる時があるが、まさにそれ。
大の男が5.6人で大真面目に、中味のない、言葉だけは小難しい芝居をしてる。
意味がわからなくても、しぐさとか話し方がおかしいとかで飽きない。
小道具は手作りそのもので・・・・
約1時間、きっと他人が見たら私は呆れ顔に終始してたと思う。
あきれて、苦笑して、院長の芝居に笑って・・・
それにしてもあれだけ意味のない言葉をよく考えたし、おぼえたものだ。
それだけは感心した。
一体何が言いたかったの?
考えてみると、私が見慣れてるそこら辺の家族、
大して面白くない人間達とはちょっと世界が違ってた。
お付き合いしたら楽しそう、かな?わからない。
それはそれでバカじゃないの、なんて思っちゃうかも・・・・