2012/09/05(水)22:43
おじさんを見直した
今夜のダンス、一度もCDをかけずに終った。
先生がステップの一つ一つを細かく丁寧に教えるために。
あのカップルが試験を受けるために・・・と言う事で入会したから。
先生が熱心なのはわかるけど、あのカップルすごくヘタで私たちは待ちぼうけの形になる。
おまけに会のスケジュールは9月一杯チャチャの予定なのに、
彼らはサンバが試験に出るからサンバやって欲しい、と最初から言ってた。
どこまでも自分勝手な人達だ。
チャチャはまだ中途半端だし、私が好きなステップだからちゃんとやりたい。
だから彼らが言う事に私は何も反応はしなかった。
そしたら、おじさんがレッスンが始まるちょっと前に
彼らに聞こえないように私に耳打ちした。
“彼らはサンバやりたいって言うけど、このサークルは私とモモさんのものだ、
先生に9月もちゃんとチャチャやって下さいって言おうか”と、
いつも誰にでも角の立たない対応をするおじさんには珍しい事を言う。
“先生にわざわざ言わなくても良いんじゃない?”と私が言ったら
おじさんは先生じゃなく彼らのところにツカツカと歩み寄って、
“9月一杯はチャチャやるから我慢してね”と言ってた。
こんな強気なおじさんを見るのは初めてだ。
おじさんは奥様にも優しくて、家事や料理だって昔からやってたような人。
ダンスも弱気だから私はいつも
“ダンスの時だけは亭主関白になってね”と言ってた。
私はおじさんを見直した。
帰りはいつも途中まで一緒に帰るんだけど、その道すがら
おじさんはまた醤油玉子を3個私に持ってきてくれてた。
私も、おじさんにコーヒーを持ってってたからそれを渡した。
前あげたコーヒーがすごくおいしかったと言ったから。
なんか秘密めいてて気持ち悪いものがあるけど、そんなんじゃ決してありませんからね。