2012/11/27(火)19:15
連れ合いがアルツハイマーになったら
連れ合いがアルツハイマーになったら・・・
今は別々に住んでる私達はお互いめんどう見ると思いますね。
この病気は何でも忘れちゃう・・・という病気らしい。
でも相手の愛や憎しみは敏感にわかる・・・
私はむしろこうなった状態で、今まで見えなかった、見ようとしなかった本当の夫婦の愛が
見えてくるんじゃないかと思ったりする。
長い間の感情のすれ違い、憎しみ、一方的な相手への要求、認められなかった相手の性格、
その他諸々、受け入れがたかった事、許せなかった事も連れ合いはすべて忘れてしまうわけで、そんな人を目の前にして、それでも許せない、なんてこともなくなることだろうと思う。
むしろ究極の純粋な愛だけが残るんじゃないか・・・
世間や親族に見栄をはる必要もなく、ただ魂、愛だけでしかなし得ない生活・・・
付随した諸々の大変な事もあるだろう、それらをすべてひっくるめての。
家庭がひどい状態の真っ最中、私は夫が重病になってくれたら、と思った。
そしたら一生懸命看病して、このどうしようもない状況を変えられるかもしれない・・と。
夫も自分がどんな状態にあるかわかってくれるんじゃないか、と。
病気になるのは必ずしも悪い事だけじゃない。
人生が良い方向に一変することだってある。
人生をもっと大事に考えられるようにもなる。