一人楽しく映画の日々

2013/04/26(金)21:22

天才ピアニスト現る

児童館(259)

今日の児童館は相変わらず閑散としてた、いつもの1/4くらいか? 新入生はもちろんだが一度も見たことのない2.3年くらいの子も来てる。 隅のテーブルでは2人の男の子がゲームに夢中になってた。 そしてピアノの所には女の子が2.3人集まっておしゃべりをしながら、猫踏んじゃった、だのそんな類のたどたどしく、いかにも子供らしい弾き方を楽しんでた。 そんな中、もうピアノ遊びは飽きたであろう女の子の中に、さっきまでゲームに夢中になってた3年くらいの男の子が来てイスに座りバッハばりの曲を弾きはじめた。 後姿もまるでプロのピアニスト、魂込めて、というか・・・ 私は彼の側に行って演奏を見てた。 周りの女の子達も唖然呆然という感じで聴き入っている。 私は心から彼に賞賛の声をかけましたね。 彼は5時半頃、ゲームも堪能したのか一人で帰る時、私を見てニッコリ笑った。 “あの曲バッハ?”と聞いたら “ベートーベンのソナチネ”とサラリと答えた。 “すごいうまいね、もう10年くらいやってるの?” “6年位かな、3才頃からだから・・・” ってことは今9才か10才・・・天才だな。 私は彼が2階から下に降りる時、サヨナラと言うのを忘れてた。 そしたら下から姿は見えないけど大きい声で“サヨナラ!”と聞こえて来た。 たぶん私に言ったんだろうと、私もサヨナラと大きな声で言った。 またもやカッコいい男の子に会いましたね。 食べるの禁止の部屋でプリッツの空き箱を散らかしてた、 毎日カードに夢中になってて、メガネの子にプロレス技をかけてた、 だらしないヤンチャ坊主とはやはりどこか一味違ってた。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る