一人楽しく映画の日々

2016/03/16(水)22:28

夕暮れて

CATV(106)

今CATVの日本映画で、1983年に放送された“夕暮れて”というドラマをやってますが、岸恵子が主婦、息子役がまだ初々しかった佐藤浩市で予備校生、夫が佐藤慶、舅が笠智衆という配役。 夫が通勤時間が長いということで会社に近いところにアパートを借りる、ということで岸の心中穏やかではない・・・ということから始まるこのドラマ、約30年前の時代の雰囲気を感じます。 私は舅と言う人と一緒に住んだりしたことないけど、ドラマの中の笠智衆はいい感じの舅ですね。 それにしても岸が、夫がアパートに住むことになったことで“近所の人になんて言われるか・・”と言ったり、心がざわつく様を見て、私にはちょっとよくわからない・・・・ 今でも世間には似たような状況はあることでしょうし、そんな気持ちになってる家族もあることでしょう。 家を買って近隣といやでも付き合わなくちゃならない状況・・・いろんな人がいるからいろんなことを詮索される、家事とパートで過ごす日常、夫への頼り切った日常、それが突然ぐらついてくる・・・ それほど依存してる夫がいる、ということもよくわからない・・・ まだ2回目だから今後どんな展開になるのかわかりませんけど、結構面白いですよ、日常に根ざしたドラマで。 でも私は戸建の家、あるいは分譲マンションを買う、いわゆる家を購入するのはやめた方がいいと息子には言いたいですね。 何かトラブルがあったらめんどくさいことこの上ない。 賃貸だったらどこにでも引っ越せる。 家を持つことがステイタス、なんてことは思わないほうがいいと私は思ってますが。 私は世間の方々とはちょっとずれてると思いますので、あんまり本気に取られなくても構いませんけどね。 これがこのドラマの趣旨じゃないんでしょうけど、ついそういう方向も考えちゃうんですよね。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る