顔に破棄がない

ダンス仲間に提案してもらった、私の住まいの近くにある公民館でのステップの自主練に行きましたよ。 そこはいつも行ってる図書館もあるから、先日借りてきた本も返せる・・・そのことがメインになってしまって、レッスン着は持ったのにダンスシューズはすっかり忘れてたことに彼女に会ってから気がついた。 約束の時間は１時半だったから、新しく借りる本を探すために１時には行ってた。 その間も全然気がつかなかった。 何を忘れてもダンスシューズだけは忘れてはいけないのに。 しょうがないから私は裸足で踊ることにしましたよ。 その広い部屋には他にも20人くらいの人たちがいましたが、かかる音楽はノレない曲ばかり・・・ まあ、曲には関係なくステップを教えてもらいましたけど。 しかし、やはりバッチリというわけにはいきません。 教師によって教え方が違う、ということは生徒には大きな影響があります。 比べてもしょうがないけど、前の先生はステップを短く区切って少しずつ、みんなが覚えるまで教えてくれた。 今は最初から一通り全部をやってしまう。 皆さんが繰り返し何十年も踊ってたステップだから、ということもあります。 １時間くらいレッスンしてあとはおしゃべり。 “今度ダンスパーティ行きましょ”なんて言われたけど、私はあんまり行きたくはないと言った。 だって今まで見てきたほとんどの人がかなりのお年で、おまけにカッコ良く踊れる人なんかいないんですよ。 彼女、ダンスはじめて30年くらいだけど、カッコ良い人に会ったことなんかない、と。 そのおかげで不倫に走ることもなく、夫のほうが良いと確認できた・・・と。 私は笑ってしまいましたね、なるほど、私が思うこともまんざら高望みじゃなかったのか、と。 今のアマチュア社交ダンス世代って、何十年か前にかなりブームになった時の生き残りということですよね、失礼。 だって彼女と一緒に始めた仲間たち、文字通り亡くなった人がかなり多いみたいですから。 それにしても皆さん、私には同じように下手くそにしか感じないのは、顔に破棄がないことも少しは関係してるのか？ 平均的な顔の造作な上に熱が感じられない・・・もっと楽しそうだったら私も違う見方があったかもしれません。 下手くそでも楽しんでそうだったら何か違う感慨があったかもしれません。 思いは表情に出ますからね、皆さん、無表情で踊ってるからちょっと気持ち悪いですよ。 もっと楽しい顔にならないの？と言いたい。