2021/05/15(土)18:17
最良のものは苦しい中から生まれる?
何十年も連れ添った猫を亡くしたペットロスの知人に、そのニャンコの編みぐるみをあげたいから編んでほしい、という知人がいると例のオーナーから写真を添えて連絡があった。
それほど難題とも思わず私は気軽に引き受けてしまった。
そのニャンコ、どら猫でたくさんの縞模様になってて光線の加減で2枚の写真の色が違う・・・・
後でパニックになりながらも、やって見せるなんて思ったわけで。
ワンコの編みぐるみは気楽に好きにやってた。
しかし、今回は責任重大で、結構な大きさを要望とかでいい加減にはできない感じ。
ネットで画像検索をやって、簡単なデッサンをして、一体どこから取り掛かろうかと試行錯誤をしてるわけです。
色や形が決まったら編み方はどうにかなる、しかし、どこまで簡素化するかが問題で。
リアル再現に徹底するならそれはそれでやり方があるだろう。
いや自信はないな。
何年か前、タイガーが好きと言う知人に、何年後かに編んであげるよ、とごまかしてたが、その現実がきたわけですよ。
黒猫や三毛猫ならまだいい、まだら模様のどら猫を一体どう簡素化するんだ・・・・
ネットでイラストを検索したりして見たが大したことのないものばかりで気に入ったものはない。
一応試編みなんかしてみたが難しい。
何日か前には職場の知人に、クリスマスリースのミニチュアソックスを編んでと頼まれた。
その知人の知人にももう50個くらいをいろんな色で編みましたが、そんな中でのニャンコ依頼。
ソックスは楽しいけどニャンコはキティちゃんしか編んだことがないから正直苦しいです。
最良のものは苦しい中から生まれる・・・なんて自分に言い聞かせてますが。
受け取った人が喜んでくれるものを作りたい、がっかりした言葉は聞きたくない、その一念でがんばってみます。
一応オーナーには、できないかもしれないとは言ってますけどね。
うれしいインスピレーションが降りてくることを心から願ってる次第で。