2010年旅初め - 冬のビショップ第二回
昨日、ハニーちゃんお仕事をサボってくれたので、TomoとAiboと2人でビショップダウンタウンから30分ほどの所にある 『Fish Slough Petroglyphs』 を見に行きました。日本では「ペトログリフ」とか「ペトログラフ」とか「岩面彫刻」とか「岩石線画」とか「神代文字」呼ばれているようです。 ペトログリフっていったい何? インディアンのいたずら書き? 太陽? 熊の足跡?いいえ、ペトログリフはれっきとした立派な古代人達の文字です。約1万年前の人類には今のような文字も紙もペンもありませんでした。そこで彼らが彼らのいろいろな記録を岩の上に岩で刻んだものがペトログリフです。そうペトログリフには古代人達の歴史が刻まれているんです。ここで言う古代人とは 『アメリカンインディアン』 あるいは 『ネイティブインディアン』 のことです。Tepee(ティピー)テント?このビショップにある 『Fish Slough Petroglyphs』 は約5,000年前のものらしいです。ただこのペトログラフ・・・ どんな岩にでも刻めるものではなかったらしいです。ここビショップは750,000年前火山の噴火によって出来たカルデラという特殊な地形で、そこここに転がる岩はもともとは溶岩!!溶岩は普通の岩よりもやわらかく彫刻がし易いんだそうで、その為この辺りには沢山のペトログリフが残されているんだそうです。このFish Sloughの他にもこの辺りには、Chalfant Petroglyph, Chidago Petroplyph, Red Canyon Petroglyphなどがあります。 この日は朝から雲ひとつない晴天!!ただ・・・ちょっと冷たい風が吹いていましたが・・・9時ごろには出発したかったのに、電話がかかってきたりして結局出られたのは11時近く・・・ ダートの道を走ること約30分・・・ 一つ目のペトログリフ地点に到着。ここのは範囲は狭いけれど、一箇所に沢山刻まれています。意味?んなの分かる訳ありませんがね!! 専門家によるとこれは『地図』らしいです。真ん中の大きな丸が自分達の村で回りに小さな村が点在、あるいは水の在りかなどが刻まれているそうです。そこから15分ほどで二つ目の地点に到着。ここは周りを一周ハイキングが出来るようにトレイルがあります。ペトログリフもあちらこちらに散らばっているので気をつけてみていないと簡単に見落としてしまいます。左上に描かれているものは・・・砂漠亀のようです。にしても足の数が多すぎません?遠くに見える雪山も綺麗だし・・・ここでお弁当を食べることにしました。足跡が沢山・・・これは何処に向けられて描かれているのでしょうか?当時のインディアンに会うことが出来て、話が聞かれたらもっと面白いでしょうね?風はまだありましたが岩陰に隠れると、なんとも穏やか。。。日が照ってるし・・・ポカポカでした。ペトログリフをネットで調べて見ると、世界各国に在るんですね?でも野ざらしで何千年も保たれるって、、、昔の人達の知恵って凄かったんですね!?Wikiしてみた所、日本でも発見されたんですって。悪戯されるので場所は明らかにしていない所が多いみたいですけど・・・空を飛ぶ鳥?私達が行ったところは柵で覆われているわけでなく、ペトログリフを触ることも、踏みつけることも出来ました。そのせいでしょうね確かに・・・いたずら書きもされていました。。。心が痛みますライオン岩発見!!ってスカイが勝手に名づけたんですけど・・・ ライオンの横顔に見えません? ペトログリフに興味深々方は・・・こちらをクリックすると、英語ですが、ビデオおじさんが説明してくれます。スカイ達が見落としてしまった、住居の跡の説明もしています。