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カテゴリ:アメリカ生活
アメリカの道路交通法は州ごとによって決められます。
カリフォルニア(CA)は16歳から普通免許が取得できます。他州では日本と同じ18歳からの所もあるようですが。 CA、、、特に南CAは車がないと身動きが取れないほど民間の交通機関がありません。だから16歳から免許を取らせ、自分で高校に車通学をさせるんです。こちらの学生・・・歩いてなんて通学しません!! これだけ車社会が発達してしまうと、タクシーを利用する人もいないので、流しのタクシーは一切ありません。どうしてもタクシーが必要な場合は、タクシー会社に電話をして来てもらうしかありません。ホテルに行ったって客待ちタクシーなんて一台もありませんのでご注意を! カリフォルニアでの免許の取り方は以前にご紹介したのでこちらを見てください。(ちなみに教習所なんてありませんから・・・いきなり一般道ですから) スカイ、2週間ほど前免許の更新で久々DMVに行って視力検査、写真、指紋を取って来ました。
これだけ車社会が発達すると、車に関する規制が厳しいかと思うとそうでもなく・・・ 車検みたいな面倒くさいものは無く、2年に一回 『Smog Check』 という排気ガスの成分テストをするだけです。カリフォルニアは他州に比べると車の台数が多い為、スモッグ公害が凄いんです。その為全てのガソリン車は2年に一回このスモッグチェックにパスする必要があります。(新車は3年目からです) どのようにチェックするかと言うと、スモッグチェック専門の所へ車と必要書類を持って行くと、認定された測定者が車を測定台の上へ乗せ、排ガス測定器をマフラーに突っ込み、まずは 15mph(約25kmh)で測定それから速度を上げて 25mph(約40kmh)で測定。何を測定するかと言うと 「炭化水素(HC)」、「一酸化炭素(CO)」、「一酸化窒素(NO)」 を測定し全てが許容範囲以内であればPassがもらえ、晴れて車の更新終了です。 ちょうどスカイの車もチェックしたばかりなので結果をお見せしましょう・・・
全部Passしましたよ!! カリフォルニア以外でもこのSmog Checkをしている州もあるそうです。
カリフォルニアでの新車の買い方、ナンバープレートの受け取り方はこちらを見てください。
アメリカ国内の高速道路は殆どが無料ですが、有料道路(Toll Roads)も想像以上にあります。特にフロリダ州に行ったときは有料道路だらけだったのを覚えています。そして東海岸の方は殆どの橋は有料らしいです。あ!そういえばサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジも有料ですねぇ~ とうわけでアメリカにも 『ETC』 はあります。州とか地域によってシステムの呼び方が違いますが、州を越えて問題なく使えるそうです。 スカイが住んでいる地域では 『FasTrak』 と呼ばれています。 日本のETCに比べるとなんとも簡単に使い始めることが出来ます。 まずFasTrakに申し込み、『Transponder』 と呼ばれるデバイスの数を申請。と同時に車のナンバー、車種、色、年式も登録(何台でもOK)。そしてクレジットカードの情報を登録するだけ!! ただしこの時デバイスの数が車の台数とイコールになる必要はありません。というのもこのデバイスはマジックテープでフロントガラスにくっつけるだけなので、使い回しが出来るんです。バイクに乗ってるときだって、このデバイスをジャケットのポケットに入れておけばOKです。 トランスポンダー(手のひらサイズ)これをフロントガラスに貼るだけ! なのになんで車の詳細を登録する必要があるか?でしょ?それは・・・もしデバイス無しでゲートをくぐってしまった時に、写真を撮られるんですが、その写真と登録されている車が一致すれば、自動的に利用回数に加算されるからです。うわぁ~便利ぃ~ ここが分かれ道。左は登録者用。右は料金所でToll Plazaと呼ばれます。 そう・・・だからToll Roadに入って「あ!デバイス忘れた!」と思っても料金所で止まることなくゲートをくぐることが出来るんです!!便利でしょ? でぇもし登録していない人がゲートをくぐってしまった場合は、数日後ポストにお手紙が届き膨大(確か$500前後)な罰金を払わされるんです。 こちらのETCのゲートにはバーなんて無いので減速することなくゲートの下を通過することが出来ます。 前方がゲート(3車線あります。バーはありません。)、右は料金所。ここの料金所は有人ですが、無人のところもあり、お金をゴミ箱みたいな料金収集箱に投げ込めばOK。ちなみに無人のゲートにもバーが無いので・・・ 新車でまだナンバープレートが付いていない時には(へ?っと思われている方上のナンバープレートの受け取り方の「こちら」をみてください)うっふふが出来ちゃいます。内緒ですが何度かやりました。 ちなみにこのデバイスはRF(無線周波数)を使っているそうです。料金だって日本に比べるとすっごく良心的・・・ アクセル数(車軸数)によって料金が違ってきますが、普通自動車(2車軸)で一番高くて$2.25ほどです。また料金所を使用すると25セントから50セント割り増しされるんです。この辺りのToll Roadの地図と料金表はこちら アメリカのほかの地域のToll Roadに関して情報をお探しの方はこちら。意外と有料道路があるので吃驚されるかもしれませんね!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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