南カリフォルニアの青空の下で

ちょっとちょっと聞きました？　見ました？

って前回と同じような書き出しになっちゃいましたけど・・・

北米で人気の　『イエローストーン国立公園』　でハイキング中の日系人Matayoshiさん夫妻がグリズリベアーの襲撃を受けました。

ご夫妻はキャニヨンビレッジ近くのハイキングトレイルを歩いていた際、森を抜け平原に出た所で２頭の小熊を連れたグリズリーベアーを発見。二人は静かに来た道を戻り始めた。少し行った所で振り向くと、ママベアーが二人の後をついてきていた。ご主人は奥様に逃げるように指示。っと同時にママベアーは全速力で走ってきてご主人を襲撃！！

グリズリーベアー posted by (C)スカイテリア

その間奥様は身を隠し死んだふりをして地面にうつぶせになっていたが、ママベアーの手がしょっていたバックパックを掴んだ！！っとその瞬間奥様はバックパックを脱ぎ捨て上手く逃げ出し、近くを歩いていた他のハイカーに助けを求め窮地を脱出する事が出来た。

が、一方ご主人は病院へ搬送されたものの命を落とされてしまったそうです。

傷跡からママベアーは小熊達を守るべくして取った防衛行動から二人に襲い掛かったことが分かったので、国立公園としてはこの熊の処分は何もしないと発表。

イエローストーン国立公園内でのグリズリーの襲撃によって死者が出たのは25年ぶりのことだそうです。現在このトレイルは閉鎖されています。

アメリカ情報局のアナウンス

ABCニュース（英語）

スカイ達も4年ほど前にイエローストーンへ行きましたが、確かに熊との遭遇確立は高かったです。特にこの時期は子育ての時期なので、小熊を見たら「可愛い」だけじゃなく、近くにママベアーが居る事を忘れない様に！！

ちょっと見ずらいけど木の根元に小熊が一頭。もう一頭もどこかにいるはず

子連れのブラックベアー posted by (C)スカイテリア

熊の多い地域を歩く時は、歩きながら音を立てたり、ちょっと大き目の声でおしゃべりをして歩くと効果的らしいです。それと「いざ」と言う時の為に　『ベアースプレー』　を持っているものいいですね！！このスプレーはマスタードガス（催涙ガス）のスプレーなので、瞬時に熊の目を見えないようにすることは出来ますが、熊を殺したり、痛めたりする心配はありません。

スカイ達も熊が出る所では持ち歩いてます。

ベアースプレー posted by (C)スカイテリア

それにしてもイエローストーンってオープンなサファリパークみたいな所で、車で走ってるといろいろな野生動物が道を横断して行きましたよ～　あ～懐かしいな・・・またいきたくなってきました。

バッファロー posted by (C)スカイテリア


ブラックベアー posted by (C)スカイテリア


シロイワヤギ posted by (C)スカイテリア


エルク鹿 posted by (C)スカイテリア

被害に遭われた方のご冥福　心よりお祈りいたします。