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2017.01.06

オカダマニラのギャンブル依存症対策！？

(2)

カテゴリ：okada manila(manila bay resorts)

本日は、昨年の12月に、岡田会長が2時間に渡ってインタビューされた記事を紹介します。

Okada’s Manila casino

ほとんどがオカダマニラの提灯記事で、岡田会長の生い立ちやジュークボックスから起業した岡田会長のレジェンドが書かれていますが、紹介したいのはカジノに関する以下の謎システムのところです。

Okada says his casino has one feature no other casino in the world will probably have, what he calls responsible gaming. “We will never allow somebody to go bankrupt,” assures Okada-san. “We want guests to continue coming to our property, enjoy it, and not go bankrupt.”

He explains enigmatically: “Guests will not be allowed to spend more than what they should. We have a scheme to monitor their spending. This is a unique concept and is the very first in the world.” “In other casinos, they don’t really care,” Okada says.

（以上 Okada’s Manila casino より抜粋）

岡田会長曰く、他のどのカジノにもないいわゆる”responsible gaming”を採用しているのだそうです。

「我々は決してカジノ客を破産させるつもりはありません。オカダマニラに来続けてもらい、楽しんでほしいのです。カジノ客には必要以上に金を使わせません。使った金額を監視するシステムを構築しました。世界初のユニークな試みです。他のカジノでは気にかけてもいません。」

responsible gamingとは直訳すると責任あるギャンブルですが、健全な賭博のためのガイダンスといった感じですかね。

たとえば、

・カジノ入場制限（年齢、期間）

・カジノプレイ制限（金額、時間）

などギャンブルに過度にのめり込まないためのガイドラインを設けたりするのが通例のようです。

お隣の City of Dreams では、入場制限、年齢制限をかけていますね。なお、ドゥテルテ大統領の方針表明により官僚とその家族はカジノで遊んじゃだめみたいですね。

オカダマニラではギャンブル依存症監視システムを開発したというのでしょうか。

正直、上の文章だけではよくわかりませんね。

実は同じようなことを昨年の4月頭にフィナンシャルタイムズの”The high-stakes gamble of Kazuo Okada in the Philippines ”という記事で見かけたのですが、以下がその記事の抜粋です。

Okada says he has developed a new system for his casino that will collect data on customer behaviour and habits, which he can use to prevent customers from turning into gambling addicts by encouraging them to quit at the right time. “It’s hard to convince people who are trying to get back their money not to breach their limits,” he says, “but that’s why we need to be creative.”

彼のカジノでは、顧客の振る舞いや癖のデータを収集し、適度な時間で止めるよう促すことでギャンブル依存症にならないようにする新しいシステムを開発したと岡田は言います。
「破産寸前でお金を取り戻そうとしている人達に納得させることは難しいです。でも、これが我々がクリエイティブでなければならない理由です。」

（以上 The high-stakes gamble of Kazuo Okada in the Philippines より抜粋）

まだわかりませんね...。ただ、カジノ客のデータを収集して少なくとも賭け金の制限をするシステムは構築したようですね。

岡田会長はマジなご様子です。

カジノ客の負けた金額が利益の源泉なわけですからカジノの売上に影響するのでフツーに考えればカジノ事業者はそんなことしたくはないわけです。でも長い目で見れば、たくさんのカジノ客がギャンブル依存症になって人生終了してしまうよりは、何度もカジノに来て楽しく遊んでもらって気持ちよく負けて帰ってもらったほうがいろいろとメリットがあるということなのでしょう。

技術的にどういうシステムか全然わかりませんが試みとしては大変スバラシイですし、とりあえずオカダマニラの有力なプロパガンダのひとつにはなりますよね。

日本では昨年IR推進法案が成立し、ギャンブル依存症対策の話が急にクローズアップされてますが、このシステムがオカダマニラで有効だと実証されれば面白いことになるかもしれませんね。

ちなみに、2014年の厚生労働省の調査によると日本のギャンブル依存症患者は500万人は下らないようです。日常にすでに溶け込んでいるので日本人は気づきませんが、競艇、オート、競輪、競馬、パチンコ、パチスロと日本は世界有数のギャンブル大国です。ギャンブル依存症について、特に身近にあるパチンコ、パチスロの影響は大きいとされています。まだできてもいないカジノを心配する前にやるべきことはたくさんありますよね〜

ん？もしかして岡田会長なりの罪ほろぼしだったりして...

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Last updated 2017.01.06 08:55:57
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■コメント

Re:オカダマニラのギャンブル依存症対策！？(01/06)

おめでとうございますさん

今日の上げで株依存症になりそうですわ (2017.01.06 14:17:00)

返事を書く

Re[1]:オカダマニラのギャンブル依存症対策！？(01/06)

skyfish1975 さん

おめでとうございますさん、こんばんわ。

＞今日の上げで株依存症になりそうです
確かに...一度蜜の味を知ると辞められなくなりますよね
次の日のアゲアゲでないと生きていけなくなりましたネ！ (2017.01.06 23:02:16)

返事を書く