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少し時期を逸してしまいましたが、先週の2017年6月19日、オカダマニラを運営するタイガーリゾーツ社の親会社であるユニバーサルエンターテインメント社から下記のIRが出ました。 特別調査委員会の調査状況に関するお知らせ なんと、新たに2件の不正が発覚したとのこと。 さすが疑惑の総合商社の名に相応しく おかわり をしてしまいましたね。 やれやれ、不正の内容を見て見ましょうか。 疑惑1: 2014年2月、ユニバ社の親会社オカダホールディングスが8000万US$を借入れる際に、ユニバ社の子会社ユニバ韓国社保有の8000万US$を担保にした上に金利をこの子会社から出金させた 疑惑2: 2015年5月、ユニバ社の子会社Tiger Resort Asia Limited(以降TRA 社)1600万HK$の名宛人無記名の小切手を振り出し、TRA 社の銀行口座から 1,600 万HK$を取得した 上記についてユニバ社の適正な社内手続きが取られていなかったという、前回と同様な問題です。 なんでこうなったかって、 岡田会長にとっては、単純に、 オレの金 !!! てだけですよね。 今までずーっとそーしてたんでしょうからほじくればもっとあるんじゃないかって思いますよね。 上記はネガティヴに映るのですが、2015年2月に遡ってみると、オカダホールディングスの保有するユニバ社全株式をドイツ銀行に対し質権を設定して資金を調達することもしています。手元資金が200億円を切っていた資金繰りの非常に厳しい時期で、その後、200億円、600億円(ボッタクリ12%金利!)となんとかファイナンスの道筋を立てオカダマニラのカジノ事業が軌道に乗って行った側面もあるのです。 おそらく岡田会長にとっては、全部自分のことなんですよね。 まあでも、コンプライアンスが強化され、カジノ事業者になったこともあり、ミソクソいっしょにはしてられなくなったのでしょう。最近よく感じるのですがひとつの時代が変わったのでしょう。 まさに産みの苦しみですね。 美しい写真を見てひと息つきたいところですが、もうひとつ悪いお知らせが。先ほどのIRと同日の19日、オカダマニラで電気系の小火災が起きたそうです(((;゚Д゚)))) Everything OK at Okada after ‘small fire 朝10時にホテルの9階でボヤがあったそうですが、幸いにもすぐに消火器で消し止めたようです。客と従業員共々一時避難したようですね。 14日にロンドンでも燃え盛るマンション火災があったばかりですから背筋が凍る思いがしました。まだ行ってないのに。 先日の停電騒ぎもそうですが事故は事業リスク要因の一つなんだなーと改めて認識しました。 さて、来週29日はユニバーサルエンタテインメント社の株主総会です。岡田会長来てくださいますよね!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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