|
本日2017年8月18日、日経新聞から下記の記事が出ました。
「日本市場は最適な庭」リゾート大手会長に聞く リゾート大手会長とは、岡田和生オーナーのかつての盟友にして現在の宿敵、 スティーブ・ウィン のことです。 彼は以前から公言していますが、 「日本に進出する強い意欲を持っている」 そうです。 有料記事ですので少しだけ抜粋すると、 日本市場の規模と豊かさは我々の花を植えるのに最適な庭。従業員を雇って教育し、リゾートの質を高める品々を世界中から集められる立地でなければならない。東京や大阪、横浜はそれができる。 いろんなIR候補地があがってますが、三都市に絞られましたね。 画像はウィン・ラスベガスと、ウィン・マカオと、2016年にマカオのコタイ地区にオープンしたばかりのウィン・パレスですが、このような美しさと豪華さを兼ね備えたカジノIRがこの三都市のどこかにそびえる日がくるのでしょうか。できたら間違いなく行っちゃうでしょうね。 (いずれもWynn Resortsサイトより ) ウィン・リゾーツ社が日本に進出するにあたり、ユニバ社との5年に渡る訴訟は大きな障害になると考えます。国内のIR反対派にとってはこの上ない攻撃材料ですから、そこを突っ込まない理由がありません。いろいろとミソをつけられ他の外資系カジノ事業者に後塵を拝するでしょう。 ということで、ウィン・リゾーツ社は早急にこの問題を解決する必要があるはずです。 そして、ユニバ社としてもオカダマニラの開業費用がかさみ、フェーズ2以降を含めた建設のための資金調達が必要な苦しい時期を迎えます。 ユニバ社は日本IRへの参入を否定していませんが、現時点で積極的ではありません。どちらかというとマニラのカジノ事業を成功に導くことが最優先で、日本の動向を様子見している状態ですよね。 ですが、グローバル企業として踏み出したユニバ社として今後の事業展開を考えるとオカダマニラに足踏みをしたいるわけにはいきません。 そんな文脈の中、今後のユニバ社が向かうべき道は、 ウィンリゾーツとパートナーを組み日本IR参入 です。 ラスベガスとマカオで実績のあるアメリカのカジノ事業者と、マニラで実績のある日本の数少ないカジノ事業者がパートナーを組むことで成功への説得力もあがり話題性も充分、参入への確率は高まるはずです。 もしそこに岡ちゃんがいたら、ウィンリゾーツとガチンコ訴訟バトルを続けますし日本では岡ちゃんの評判はすこぶる悪く、過去の不祥事の有る事無い事を叩かれるでしょうから、このシナリオが実現しないのは明白ですね。 というか、考えれば考えるほどすでにこのシナリオが出来上がっている気がしてなりません。 これが最大にして唯一の功労者を締め出す理由だったのではないかと考えています。私はコレをオカダロンダリングと呼んでいます。 妄想、いかがでしょうか。ありえないですかね。敗訴が色濃くなって来たユニバ社がウィン社の株主に復帰する可能性は低いと思いますが、とにかく、これまでの対立路線から融和姿勢へスタンスを変えることが肝要です。スピーディに情報が飛び交いグローバルに事業を展開する時代でいつまでも争いにエネルギーを使い続けては生き馬の目を抜く他の事業者に淘汰されてしまうでしょう。 どうでもいいですが、もしウィンが日本にIR進出したらウィン・トーキョーとかウィン・ヨコハマになるんですかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[okada manila(manila bay resorts)] カテゴリの最新記事
|