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本日はあのホテルオークラがマニラに進出する話です。 日本の高級ホテル御三家のひとつ、ホテルオークラは、2017年11月3日、 トラベラーズインターナショナルホテルグループ社(以降トラベラーズ社)と「ホテルオークラ マニラ」に関する運営管理契約を締結しました。 トラベラーズ社は、フィリピンの大富豪アンドリュー・タン氏が率いるアライアンス・グローバルグループ(Alliance Global Group Inc52.1%)とカジノ企業ゲンティン(Genting Hong Kong35.9%)の合弁会社でリゾーツワールドマニラ(RWM)を運営しています。 場所はニノイ・アキノ国際空港に隣接する先述のRWMの敷地内で2018年に開業を予定しています。 ホテルの客室は、標準客室面積約60m2、総客室数191 室、統合型リゾートの「華やかさ」とオークラならではの「和のおもてなし」を融合させ、最先端の設備を備えたホテルだそうです。 あれ? ホテルオークラができるのはウェストサイドシティリゾーツワールド(WCRW)の中じゃなかったでしたっけ? そうです、 突撃隣のカジノ屋さん!?!〜WCRW編VOL.2 で一度触れていました。 この時は、 総客室数380室、統合型リゾート(IR)の「賑やかさ」とホテルオークラならではの「和のおもてなし」の融合や最先端の設備を備えたホテル とリリースを出していました。 よくよくリリースを見ると、 「2014年10月1日に発表しました「ホテルオークラマニラ」は今回の案件とは異なり、今後名称を変更する予定です。」 とありますので、ホテルオークラはマニラでトラベラーズ系のRWMとWCRWの2つのIRでホテルマネジメント契約を締結したことになります。 そんなわけで、 突撃隣のカジノ屋さん!?!〜RWM編VOL.2 で触れた通りRWMはホテルがたくさんあるのですが、 1.マキシムズホテル172室 2.マリオットホテルマニラ570室 3.レミントン・ホテル712室 4.ベルモントホテルマニラ480室 5.シェラトンホテルマニラ390室 6.ザ・ヒルトンマニラ355室 に、 7.ホテルオークラマニラ191室 が加わり総ホテル客室数は2870室となります。 ※オカダマニラはラグジュアリー993室+ビジネス1,250室=2,243室 シェラトン、ヒルトンは、2017年4Q開業予定でしたが順調に遅れて2018年3月15日開業予定でしたがさらに順調に遅れてシェラトンは2018年6月、ヒルトンは10月開業予定となっています。 リゾートワールドマニラでは、このシェラトン、ヒルトン、ホテルオークラ936室の拡張をフェーズ3と呼んでいます。フィリピンの経済成長に伴ってニノイ・アキノ国際空港の利用者数も確実に増が見込まれるのでしょう。ホントにマニラの勢いが感じられますね。 冒頭のホテルオークラマニラのCGですが、建物の右上に小さく文字が書いてあるのですが、よく見ると、 「マクシムズ」ではありませんか。 どーいうことでしょう?たぶん、当初の予定ではマクシムズホテルとしての拡張だったのでしょう。 もともと2018年開業を予定していたWCRWが順調に(笑)遅れて2021年開業までになったため、ホテルオークラ側から対応を求められとりあえず2018年で空港近くのホテルでならどう?という話になったのかもしれませんね。 フィリピンクオリティなのでおそらくもっと遅れると思いますがね! まあリリースするなら完成予想図ぐらい修正すればよいのにと思いますが、こちらもフィリピンクオリティですね。 では、WCRWにできるホテル名はホテルオークラマニラベイですかね!ネーミングはホント大事でうまくつけないと勘違いする日本人が続出しそうですね。 紛らわしい2つのホテルオークラの話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.10 22:46:29
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