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だんだんと寒くなって来ましたね。食べ物の美味しい季節が待ち遠しい秋の2018年9月27日、巷では以下のニュースが流れてきました。 Okada prods Manila bourse on pending casino listing Okada asks PSE to probe Asiabest Group’s disclosures 記事によると、岡ちゃんがフィリピン証券取引所に対して、タイガーリゾーツアジア(TRA)社が購入したアジアベストグループ(ABG)社の開示についよく調べろとゴネているようです。 どうやら、ABG社の開示は、懸案のTRA社内の訴訟について記載しなかったため、疑わしく極めて曖昧だと断じているようです。 その訴訟とは、2018年8月29日、岡ちゃんらがパラニャーケ地方裁判所に対し昨年7月の退任劇の無効化とただちに会長職への復帰を申し立てていることを指しているようです。 それってつまり、岡ちゃんの ちゃうん? なかなかやりますね、元祖炎上経営者岡ちゃん! ご存知のように、ユニバ社は逆に岡ちゃんを訴えていますので相変わらず訴訟が絶えない会社ですね、まったく。 なんでも、岡ちゃんはABG社の株式購入はTRA社にとって不利な取引だと言っています。 646.5mPHPで2億株を購入したのですから、1株あたり3.2325PHPになりますね。 これに対して現在の取引値は、 てな感じです。 こちらの開示によると、純資産額は268.64mPHPのようですので、BPSは発行株式数3億株で割って0.895PHP。 PBR=3.6ぐらいで購入したことになります。 実態はないとはいえ646.5mPHP(約14億円)で時価総額8,160mPHP(約170億円)の会社を購入できたのですし、少なからず資産もあり、通常3年ほどかかる(前々回参照)上場期間を金で買えたと思えば安い買い物だったと思いますよ、岡ちゃん。 さらにこちらの開示を詳しく見てみると、 ABG will seek the cooperation of certain shareholders to ensure that the MPO of 10% shall be complied with. とありますので、フィリピン証券取引所の浮動株式比率基準の10%になるようにどこぞのタイミングで第三者割り当て増資を狙ってくるのでしょう。 さて、次に気になるのは、以下の報道の一文です。 In his latest legal action, Mr Okada says he owns 34.41 percent of Tiger Resort Asia and a subsidiary, Tiger Resort Leisure and Entertainment Inc, which runs the Okada Manila casino resort. 岡ちゃんは最近の法的措置によりTRA社の34.41%を所有していると主張しているのですが、実際には100%ユニバ社の保有なのでそんなことはありえません。仮に実効支配率を計算してみても、オカダホールディングス(OHL)の岡ちゃんの保有比率46.38%×ユニバ社のOHL保有比率67.9%=31.49%となりなんか違うんですよね。岡ちゃんの妻の分を足しても足りないし、娘の分だと多すぎる...何かひっかかりますね。 1日中考えてもわからんかったんで、どなたかわかった方、Twitterでリツイート願います!!! それにしても。掲題の写真はGGRASIAサイトからの転載ですが、なかなかカッコよく撮れてます。息子とフジモンに身ぐるみ剥がされてがけっぷちの割にはどことなく余裕が感じられるのは私だけでしょうか? どんな困難にあっても、オカダマニラを取り返すまでは決して諦めない岡ちゃんのこの執念は正直眼を見張るものがありますね。日々社畜でつらいことがたくさんあるのですが、めげそうになった時は岡ちゃんのしぶとさを見習いしたたかに生きていきたいと思う今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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