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そうとう@ Re:オカダマニラの利益はどこへ?(10/16) 面白い分析ですね。数字に疎い私でも大変…
ゆうすけ@ Re:オカダマニラの利益はどこへ?(10/16) こんばんは! 黒字が続いてきたのでバン…
skyfish@ Re[1]:オカダマニラの売上は!?!VOL.4(07/13) ゆうすけさんへ いつもコメントありがと…
ゆうすけ@ Re:オカダマニラの売上は!?!VOL.4(07/13) こんばんは。 今年は売上でついにフィリ…
skyfish@ Re[1]:2019年のご祝儀は?VOL.2(06/08) ひらつかさんへ チケット握りしめて是非…

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2019.10.16
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全国のオカダマニラマニアの皆さま、史上最強の台風が押し寄せた週末をいかがお過ごしでしたでしょうか。強烈な台風が来るのがわかってる日に営業しようものならSNSでブラック企業と叩かれる何とも言えない時代となりましたね。


私もなかなか社畜業が多忙でオカダマニラに想いを馳せることも少なく、ブログの更新が3ヶ月ぶりとなり、気づけば早いもので2019年もなんと3/4が過ぎてしまいました。人生なんていろんなことにまみれているうちにあっという間に過ぎ去ってしまうものなのかもしれません。

さてさて、そんな2019年10月11日、オカダマニラを運営するタイガーリゾーツ社の親会社であるユニバーサルエンターテインメント社から毎月恒例となったオカダマニラの9月度の月次が発表されています。

TRLEI 月次実績のお知らせ(2019 年 9月度速報値)

とりあえず9月のオカダマニラ売上は、

71億円

(37億₱)


1-9月(1-3Q)通期で、

625億円

(297億₱)


でした。

たまには、ということでここまでの月次売上の数字をグラフにしてざーっと並べてみました。単位は百万₱です。


全体として、徐々に売上が伸びているのがよくわかります。グラフ下からホテル他、マス、ゲーミングマシン、VIPと順調に拡大しています。月売上は25〜40億₱です。

VIPは月の変動にかなり波がありますが、ジャンケットが上手く上客を取り込めているのかそれも次第に固定化しつつある様子がみてとれます。10、11、12月は私の勝手な予想を書いてますよ。答え合わせは来年1月です。

昨年との比較から今シーズン2019年のオカダマニラの売上を推測すると、

900億円

(428億₱)


あたりで落ち着くのは間違いないでしょう。

こんな感じでキャッシュフローの源泉となる900億円規模の集金装置が出来上がりつつあることはよく分かりました。これはこれで大変素晴らしいことです。


ここで、お隣のソレアリゾーツの売上高を見て比べてみましょう。ここからは₱ベースです。


ソレアはブルームベリーリゾーツ社が経営しているのでこのIRから四半期ごとのデータを読んでいきます。


ソレアリゾーツの半年のGGR(Gross Gaming Revenue=カジノ総売上高)は282億₱(592億円)に達しており昨年に比べて8%の伸びですね。

あれ?オカダマニラの半年のGGRは177億₱(370億円)だったのですが、漏れなくソレアも売上をのばしてるようですね。数字の羅列だとわかりづらいのでグラフにしてみます。



オカダマニラ(OM)とソレアリゾーツ(SR)をこうしてガチで比べてみると全ての項目でソレアが上回っているのが一目でわかります。

※ソレアリゾーツの3Qはまだ開示されていません。

あれ?昨年のソレアのGGRが800億円程度じゃなかったっけ?このまま順調に行くと今年のソレアGGRは1000億円は軽く超えるのでは?
調べてみると、よく拝見しているカジノIRのニュースでは確かに通期の売上高は383億₱(804億円)と報じていました。


おかしーなーと改めてきちんと大元のIR資料を読み込んでみると、ここでの売上高は、Gross Gaming Revenue=カジノ総売上高から販促費やコンプを差し引いたNet revenueのことを示していました。さらには韓国のカジノも売上に入ってしまっている数値なんです。

つまり、オカダマニラ月次のカジノ総売上高GGRと違うものを比較してきゃっきゃウフフと喜んでいたことに今更ながら気づいてしまいました。

うーん、曖昧な記憶と不確かな知識で投資判断して失敗する典型的なパターンですね。
仕事でもそうですが人の情報を鵜呑みにするとまずろくなことがありません。

こんなんで、

オカダマニラがフィリピンNO1カジノに躍り出るぜ!

なんて勘違いも甚だしかったですね(猛省)

 
とても残念なのは、ホテル他です。オカダマニラについては、ホテル、レストラン、リテイル、エンターテインメント合わせてなんですが、例えば9月の売上は206m₱、稼働客室数を500、RevPAR9,372₱、稼働日数30日とするとホテル売上は141m₱となり残りは65m₱です。高級レストランをいくつも抱えてて年間7〜8億₱ちょっとしか売上が上がらないのは桁がひとつ違うレベルでどうにも首をかしげてしまいます。ソレアのホテル他をみると少なくともオカダマニラの軽く3倍はあります。ソレアとレストラン規模そんなに変わりませんよね?

ブランドや客席数にも寄りますがミシュランスターの今村クラスで、マニラという価格帯を考慮しても1店舗年1〜2億₱(2〜4億円)規模の売上を軽く稼げるポテンシャルがあるはずです。

例えばひらまつのレストランでは1レストランあたり4億円程度稼いでいます。マニラと日本の市場格差はあるにしても、そのぐらい稼がないと市場では淘汰され潰れてしまうはずなんです。さらにコーヴマニラの売上はここに含まれてるはずですがまず間違いなく赤字垂れ流し状態ですね。どこかに金が流れてしまっています。それがオカダマニラの巨額の売り上げの中でオカダマニラに必要な施設ということで見逃されているだけかと思います。



で、本題はここからです。

大事なのは、オカダマニラの利益です。


オカダマニラがどんだけ稼げるようになったからこちらもグラフにしてみました。




売上高合計=GGR+ホテル他は先ほどのグラフと同じですが、EBITDA、減価償却費、営業利益を載せています。ここで営業利益=EBITDA -減価償却費としています。


2019年だけ数字(百万₱)でも記載しておきます。

売上高 EBITDA 減価償却費 営業利益

1月 4018 649 489 160 ←黒字
2月 2544 361 487 -126
3月 3494 509 523 -14
4月 2670 314 498 -184
5月 2823 369 508 -139
6月 3207 424 510 -86
7月 3508 562 515 47 ←黒字
8月 4082 754 535 219 ←黒字
9月 3366 554 530 24 ←黒字

2019年3Qはようやく黒字化しましたがぶっちゃけ全然利益が出せていませんね。ヒドイです。VIPから稼げた時は黒字化するようですが(笑)、損益分岐点がどうにも月GGR33億₱ぐらいのようですね...。

つまり今のオカダマニラは800億円ぐらい売上げてようやくトントン。ここから客室数が倍になったとして客がたくさん増えていくのでこれからが勝負なんですよ!という状態です。

電卓叩けばわかりますが、投資済みの3600億円を15年で回収するとして最低でも利益240億円は出さないとカジノというか事業としてはアウトです。

ガッデム。

こんなんじゃIPOがおぼつかないのもよくわかります。

もっとも、売上高はあるのだから収益改善してガッポガッポのキラキラストーリーで盛ればイケる気はします。IPO手数料とキラキラマジックが解けた後の空売りで両手で泡の魅力的なスキームを組むのが得意な投資銀行、たくさんありますよね?さらに大株主が貸株してるとトリプルコンボですね。(何度騙されたことか...)

まあなんにしても、IPO、IPOって言ってますが、問題なのはIPOして何に資本を投下するかですね。


オカダマニラの場合、建設費3600億円をウィンリゾーツからの和解金で2600億円分は返せていますのでひとまずはEBITDAを注視していけばよいのです、が、GGRに対するEBITDA比率がとても低い。30%はいけるものだと予想していただけに大変残念な感じです。

高金利8.5%社債660億円が残っていることと、大規模修繕や改修工事に備えるために減価償却費分を差し引いた利益でカジノ事業が回るようにしないと配当も出せませんし、忘れかけていたフェーズ2への投資や日本への事業拡大なんて絵に描いた餅ですよね。

またまたソレアと比較してみます。


売上高だけ見てれば、まだオカダマニラ500室、ソレア800室の客室数の違いでエクスキューズの余地がありますが、EBITDA比率が低いのと減価償却費比率が高いのとで営業利益に大きな差が出ているのが一目瞭然です。


やっぱりです。


皆さんもお気づきかと思いますが、オカダマニラは明らかな過剰投資なのと、カジノでドカンとン百億円稼いだお金が手元にあまり残らずどこかへ流れていってしまっているのです。



オカダマニラの利益はどこに消えた?




また、客寄せパンダとして機能しているザ・ファウンテンのメンテナンス、中途半端で人のいないリテイルとレストラン、イベントも少なく遊んでいるコーヴマニラ、水漏れで水回りを作り直している客室などいろんな要素で少しずつ利益の足を引っ張っているのでしょう。また、土地保有会社イーグル1への上納金がいくらで契約されているのか、そのうち40%のユニバ取り分がどこに計上されているのか、とても気になるところですね。(10/21追記)


これが現状のオカダマニラです。


私もこの目で確かめましたが、オカダマニラは世界でもトップクラスのカジノリゾートで極上のカジノエンターテインメントを堪能できますが、それが事業として稼げるかはどうかとは別問題だという当たり前の話でした。


いかがでしたでしょうか。


海外のしかも発展途上国で、年間600万人規模の集客力と900億円の集金装置が出来上がったのは大したものです。あとは、何に費用が使われているのかを明らかにして、改善していけば利益は自ずと出るはず。この辺りのガバナンスを富士本社長にずっと期待しています。今年はまさに見極めの年です。

もう少しカジノ他社を分析して傾向を見てみようと思います。

ご意見お待ちしております!


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Last updated  2019.10.21 19:54:54
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