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2005/01/20
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カテゴリ:飛行機は体に悪い
しばらくこの仕事をしていると体に良くないかもしれないということに気付く。
分かっているんだけど、好きだから辞められない。

健康への被害は多すぎてどこから説明すればいいのか分からないぐらい。
少しずつ紹介していきたいと思う。

今日は仕事があったけれど休むことにした。風邪をひいたみたい。
「その程度のことで休むなんて.....」と思われるかもしれない。
しかし、客室乗務員やパイロットは風邪となるとかなり神経質になる。
のどの風邪か鼻の風邪か。大違い。自分の体を良く分かっていないといけない。

昨日からくしゃみが出るな、と思ってたら朝起きたら鼻から呼吸できないぐらい完全に詰まってた。
この状態で飛行機に乗ると非常に危険なので会社に電話をして休むことを伝えた。

鼻以外は特に問題もなく、日常生活に何の支障もないのだが、この世界の人は「航空性中耳炎」にかかることが多い。
高層ビルのエレベーターに乗ると分かるけど、上がると耳の鼓膜が膨張して、下がると鼓膜が中に押し込まれる。
普通の人は耳が自然に「ポッ」と鳴り正常な状態に戻るのだが、鼻がつまっているといつまで経っても治らないことがある。
飛行機に乗る前に鼓膜に穴を開けてもらう手もあるらしいけど、日常的に乗っている人は毎回そんなことできない。

長い間膨らんだ状態が続くと、鼓膜に炎症を起こしたり出血することもある。
友達が飛行機が最終着陸態勢に入った時、中耳腔に浸出液が出てきて到着したら救急車で運ばれたことがある。

私は今まで病院に行くほどのことはないけどフライトの2日後に渋谷(すみません、いつもいます)を歩いてる時にやっと耳が正常に戻ったことがある。
クセになるみたいで今は毎回、風邪をひいてなくても着陸態勢になると良く聞こえない。
痛くないだけ幸いである。

そして先週の仕事のとき。他の乗務員がひどい風邪をひいてしまい、声も出なくなり、着陸前には耳があまりにも痛くて両手で頭をかかえていた。
その風邪がうつったのかもしれない。

ということで、鼻がつまってるだけだけど、休ませて頂きます!





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Last updated  2005/08/03 07:05:14 AM
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