サービス業にはつきもののクレーム。その場では困るけど考えてみるとおもしろい。

困るというのは大きく分けて２タイプの内容があると思う：

１．私としては解決しにくい問題
２．私としてはどうにもならない問題

１．と言えば以前書いた「となりの席のお客さんに謝らせて」とか、とても言いにくいし私が言う立場でもないと思うこと。

「となりの人が臭いんですけど」→　

良くあります！汗臭いとか、足が臭いとか、食生活の関係で体臭がちがう（？）人とか。
でも本人には言えないし、言ったことによって臭いは変えられないし。
足の臭いに関しては靴を履けば改善されると思われるが、とてもじゃないけど言えない。
日系の航空会社の友達から聞いた話だが、日本人のおじさんに足が臭いと丁寧に（？）言った乗務員がいたらしいが、逆切れされて大問題になったらしい。
他の席が空いてたら移動できるけど満席ならどうにもならない.....

「となりの人の貧乏ゆすりをやめさせてほしい」→

こう言われたとき、結構感動した（笑）。
だって考えたこともなかった新鮮なクレーム内容で今までなかった。でもとても共感できる。
見てみると日本人の隣に座っていたアジア系外国人は映画を見ながらずっと貧乏ゆすり。
あのエコノミー席では確実に日本人の足にあたるし迷惑。
これはお話しよう、と決意したのはいいけど、考えてみたら「貧乏ゆすり」って言葉、英語にはなくない？！とりあえず思いつかなかったので長々と説明して、彼も納得して止まった。良かった良かった。

「この映画はもう見たことがあるんだけど」→

....

２．と言えばこれも以前ちょっと書いたけど、あるお客さんのナイフに付着物がついていた。
それはこっちがいけないことだけど言って頂けたらすぐにお取替えしたのに、
何も言わずに食事を召し上がって、サービス後に７ページの手紙を渡してきた。
読んでみるとどれだけこれは許しがたいことか長々長々と書いてあるだけでなく、
今までの海外旅行で起きた*海外*での許せなかったことまで書いてあって最終的に弁償してほしいと。
ボストンの空港でお金を下ろそうとしたらお金が出てこなかったとか、
それを伝えに行った近くのレンタカーの職員の対応が冷たかったとか、
空港のセキュリティーの態度が悪いだとか。
ＡＴＭや空港のレンタカーや空港のセキュリティー（これは良くクレームくるけど）はウチの管轄じゃないんだよな～。
この人は後日何度も会社に電話をかけて私もレポートを書いて散々だった。

ビジネスクラスに乗っていた日本人のおじさん。
呼び出しボタンを鳴らして私がお伺いすると「このデザインは良くないね」と。
日本酒の瓶の柄の話だった。結構笑えた。
多分お話がしたかっただけなんだと思うけど、そう言われてもな～

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今夜は久々に会う友達と原宿のギリシャ料理のレストランでディナー。
向かう途中、表参道で昨日一緒に働いたばかりのＹちゃんにばったり会った♪
すごい偶然。会社の子は空港周辺だったりいろんなところに散らばって住んでいて、
休みの日にばったり会うことなんてほとんどない。
しかも昨日会ったばかりの子なんて。彼女は青山でのディナーへ向かう途中だった。
原宿に向かう私はやっぱり一生「大人」になれない気がした。いいけどさっ。