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2005/10/18
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カテゴリ:フライトの話
初めてお会いした先輩はある事件の話をしてくれた。

数年前、先輩は機内である乗客に暴行を受けた。

絶対にあってはならないことだから、勿論到着の際には警察数人が待機しており、問題の乗客は拘束された。

彼女(先輩)は警察に事情を説明し、彼を逮捕して欲しいのではなく、
一晩でも拘束して二度とそういうことをしてはいけないということを理解して欲しい、と言った。

しかし調べてみると彼には長い犯罪暦があったため、そうはいかない、と警察に言われた。

逮捕・起訴することになり、彼の裁判で彼女が証言することになった。

微妙なタイミングで、同時多発テロ事件前の事件だったのだが、裁判がテロ事件後だったため、今までに例のないような厳しい刑が下された。

最近、その男が出所して、真っ先に会社に電話をかけて彼女の居場所を聞き出そうとしたらしい。

彼女は淡々と話していたけど、聞いてる私の方が怖くなった。

世の中は恐ろしい。

気をつけないと。


一方他の事件で機内で暴力を受けた同僚は何時間も警察に拘束され、会社宛てにさえ電話一本もかけさせてもらえず、彼女の証言vs○クザ風の男の証言で彼女が悪いかのような結果となって精神的ショックで1年近く休んでいた。


密室は怖い。


飛行機のドアが閉まる前に危険人物を割り出すことができればいいのに。

機内は警察のいない小さな街のようなもの。

客室乗務員は体を張っておかしな人と戦わないといけないときがあるというのは決して大げさな話ではないんだなと改めて思った。


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Last updated  2005/10/18 08:29:59 PM
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