パーツ編・マフラー素材ってなにがある?マフラーに使われている素材としてもっともポピュラーなのは鉄だったが、最近ではサビを防ぐ意味をあって純正でもステンレスを採用している事が多い。 もちろんアフターパーツでも、だ。 さらに近頃の流行は超薄のステンレスパイプをつかった軽量タイプで各メーカーから続々とリリースされている。 より軽量な素材としてチタンがあるが、これ高価になってしまうのが欠点で、まだまだ10万円台のプライスとなっているのが多い。 ・ブースト計の読み方を教えて いわゆるブースト計は追加メーターの王道。 ターボ車に乗っている人ならば装着がマストといっても過言ではないアイテムだ。 そのブースト計、一般に正圧/負圧を表示するようになっている。 メーターでゼロの位置は吸入気の圧が大気圧であることを示していて、速く走る為には、つねに針がここより上にいるようなアクセルワークが大切だぁ。 最大ブーストだけでなく、常にメーターをチェックして置きたいところだ。 ・プラグコードの性能アップについて プラグコードは添加子いるからプラグを繋いでいる部分。 ここを性能アップするということは、つまりプラグの点火力が強くなる。 プラグは、シリンダー内に吸い込まれた混合気に着火するのが、その役割だから、着火性能が上がるということ。 ということは、燃焼性が上がるわけだからパワーアップするってこと。 見た目のキレイさに目をうばわれがちだけど、チューニングの基本的なメニューなのだぁ。 ・バケットシートをフィットさせる為の手段ってある? ばつぐんのホールド性能をもっているフルバケットシートといえども体型には個人差があるため、誰しもが満足できるホールド性を実現してくれるとは限らない。 とくにスリムな体型の人の場合、ちょっと腰のあたりのサポートが足りないなぁ・・・・・・・・なんて不満を感じていることも多いんじゃないだろうかぁ。 そんな時はバッケトシートにウレタンなどをつめてフィッティングを向上させるといい。 これは、レースでも行われている方法で自分の体にフィットするようウレタンやスポンジなどを切って貼ったりした自分専用のサポーターを用意するのは常識といってもいい。 また、スマートに仕上げたいなら、いったん表皮をはがして発砲ウレタンなどをプラスして体にマッチするようシート形状をコントロールするのもいいかも。 たとえば、BRIDEブランドのバケットシートで知られているティ-ズ(TEL 052-882-2741 http://www.bride-jp.com/) では『チューンナップキット(8000円)』をオプションパーツとして用意している。 これは、同社のフルバケットシート専用アイテムでディドフォームやウレタンを使い自分の体型にあったシート形状、そしてポジションを簡単にセットする事ができる。せっかくフルバケなんだから、しっかりフィットさせなきゃもったいないぞ!! 積極的に活用しようねぇ。 ・4点式シートベルトって車検OK? 純正でついている3点式シートベルトでは激しい走りをすると横Gで体がふられてしまう事ってよくある。 おいらも、4点式シートベルトは欲しいというほど、走り屋車には4点式シートベルト(ハーネスともいう)はマストアイテム。 ただし、このシートベルトは、車検に対応していないのもあり、かっては、3点式を残しておかないと車検でハネられることもあった。 しかし最近ではあまりそういう話を聞かなくなった。 それは4点式の安全性の高さを検査官が知ったから・・・・・なのかなしら? ・エアロボンネットの効果ってあるの? エアロボンネットといえばエンジンルームの熱を抜くアウトレットダクトがお約束。 これによりラジエターにあたる走行風のヌケをよくしたり、タービンの発する熱を抜いたりとハッキリいって、かなり効果は高い。 ハードなチューンをしたエンジンでなくてもサーキットなど常にエンジンに負担を掛ける走りをするなら装着して起きたいアイテムだ。 ただし雨がエンジンルームに入ったりとメンテの手間は2倍以上。 そのあたりの覚悟はしておこう。 ・GTウィングってどんなもの GT選手権で使用されていることにネーミングかが由来しているGTウィング。 翼断面のウィングを強度のあるステーでハイマウントし、空気抵抗を生み出すことでリアタイヤを路面に押し付けようというものだ。 つまり、ハイスピードで走るリア駆動(FR車)のマシンに効果の高いアイテムといえる。 最近の製品は角度調整も広くセッティング幅もワイドなのでけっこう楽しい。 ということで、FFではフロンが浮いてしまって逆効果ということもあるから注意してくれ!! ・今流行りのメーターシステムを教えて 追加メーターといえば走り屋らしいインテリアを演出してくれるものとして人気が高い。 そのためか最近の風潮はメーターパネルのデザイン重視でチョイスされるようになっているようだぁ。 もちろん愛車のコンディションをチェックするためのデバイスとしてのベーシックな部分での性能はなによりも優先されなくてはならないが、21世紀を迎えた今日、そういった基本的な部分での差異は少ないといっていいだろう。 そして、いま流行しているのはコントロールユニットを使って複数のメーターを一括管理するシステム。 日本精機のDefiリンクシステムやブリッツのレーシングメーターDCなどがその代表格だぁ。 これからは、エンジンを掛けた際に、メーターの針がまるでダンスでも踊るような動きを見せるのも特徴で、これが人気急上昇の要因とか!? ・高性能なラジエターって? 高性能なラジエター。 そもそもラジエターはエンジンを冷却する為のものだから冷却性能に優れているものがイコール高性能である。 ただし注意しなくてはならないのはラジエターの材質だ。 主に銅とアルミが素材として使われているが、アルミは軽量だが走行風が当たっていないと冷却性能を発揮しないという特性をもっているので電動ファンの設置は絶対に必要。 ノーマル感覚で乗っていたいなら銅製を選ぶのが、間違いない選択といえるだろう。 ・オイルクーラーの隠れた役割について オイルクラーはエンジンオイルを冷すためのもの。 それによりエンジンオイル本来の性能をキープし、高回転域を常用するようなシーンでも潤滑能力を維持するのがメインの役割だ。 しかし実は、それ以外にオイルの総容量を増やすことができるというメリットもある。 たしかにコアとホース分くらいの増量でしかないが、トータルでのオイル量が増えることは、確実にアドバンテージとなるのは意外と知られていない事実だったりする。 とにかく、油温が上がりやすいチューンドエンジンではその効果は絶大で、高負荷時の安定感がグゥと増すゾ! ・ステアリングの選び方 最近ではSRSエアバックが標準装備されている事が多いためステアリングを交換するケースも少ないだろうが、もしステアリングを変えようと思っているなら、気をつけてほしいことがある。 たいていの人はグリップの握りやすさやデザインで決めるだろうけど、ステアリング自体の強度もぜひチェックしてもらいたい。 市販されているステアリングは意外とヤワなもので、タテ方向にゆすると明らかにタワんでいるものが多い。 剛性が高いステアリングにするとレスポンスまでよくなtって感じるので、ぜひとも、ここは注意してくれ!! ・ウレタン充墳ってなんですかぁ? ウレタン充墳といえば厚木にあるショップで「オリジナルボックス」(電話046-246-1811)。 元祖といえるのはここんちだぁ。 これは、サイドシルの空間に発砲ウレタンをつめるもので、ボディ剛性を大幅にアップされる魔法のチューンだぁ。 一見、カンタンそうだけれど作業自体で効果が変わってくるので、できればウレタン・チューンに慣れたショップで作業してもらおう。 ・アーシングってどんなものですかぁ? ほとんどのチューニング方法は出尽くしたのでは、と誰もが思っていた20世紀最後の年とつじょ光があったのが「アーシング」。 これは電装系のマイナスアースを引き直すことで、それぞれの性能を100%発揮させ、クルマ全体として本来のポテンシャルを引き出してしまおうというチューニングだぁ。 であるからして、プラグの点火力やヘットライトの明るさなどアーシングを施した箇所なら電気的に増量したかのような効果が感じられる。 意外と盲点なのが燃料ポンプで、この性能をアップさせれば、パワー感がましたのを体感できるはずだぁ。 ・定期的にメンテナンスが必要なものって? クルマの定期的なメンテナンスといえば、オイル交換やタイヤの空気圧などが挙げられるだろうが、忘れがちなのがバッテリーだぁ。 たいてい2年くらいで寿命になってしまうから定期的な交換が必要だぁ。 さらに、バッテリー液はコマメに足したほうがいい。 メンテを怠っているといきなりバッテリーがダウンして、楽しいはずのデートがブルーになちゃうよ。 ・エンジンオイルの新しい規格について教えて エンジンオイルには、以前触れたSAE粘度等級の他にもうひとつの指数がある。 それは、API(米国石油協会)分類と呼ばれるオイルの「品質」を示すものだ(ちなみに、SAEは米国自動車技術者協会)。 アルファベット2文字で表記され、最初のSは「サービス」の意味でガソリンエンジン用だ(「C」はコマーシャルの意味でディーゼル用)。 2番目のアルファベットは分類年次を示し、更新され、順番に変わっている。 SEは1979年以前のエンジン用、SFは80年代用、SGは89以降で酸化安定性や摩擦防止特性が改善されたもの。 SHは93年以降用でSGレベルに相当するが、より厳しい条件でテスト・評価されたオイルに付けられている。 このようにアルファベットが進むごとに、より厳しい評価基準で審査されていることを表しているわけだ。 2001年7月から導入された最新規格の表示は「SL」。けいして、蒸気機関車ではないよ。・・・すまん。m(._.)m 前段階のSJ規格でのテスト項目にカム磨耗性、高温泡立ち性の試験を追加した。 また、高温時の粘度耐久性や清浄性、酸化安定とその耐久性などを向上させている。 さらに厳しくなった規格となっているわけだぁ。 走り屋に人気なのエンジンオイル、はトラスト(電話番号0479-77-3000)のF2オイルだぁ。 いち早く「SL」規格に対応したものでSAE粘度は何種類かが用意されている。 ・LSDってどんなもの LSD=リミテッド・ストリップ・ディファレンシャルの略。 左右のタイヤをつなぐホーシングの真ん中にはディファレンシャル ギアがあり、コーナリング時に駆動力を均等に配分しながら、左右 輪を異なる回転数で回すことが出来るものだぁ。 これを「差動」装置という。 LSDは、駆動輪のひとつがスリップした時、その滑り量に応じ、 スリップしていない方のタイヤにトルクを伝えるための差動制御メカ。 ドリフトにはなくてはならないもののひとつだぁ。 ・タワーバーってどんな役割なの? エンジンルーム内部左右、車高調の取り付け部(ストラット)を連結して組み付け、強度を増すのがタワーバーだ。 ほとんどのクルマはモノコック構造という、ボディパネルそのものにフレームの役割を持たせた強度部材で作られる。 通常の使用状況では、設計どおりそのままなら問題ないが、ハイパワー化するとボディに負担がかかり、ねじれや歪みが出てくる。 で、タワーバーでボディを補強してやり、操縦安定性を高めてやるのだ。 見た目もいいしねぇ。 ・エンジンオイルの数字の意味を教えて エンジンオイルに表記された『15W-50』という数字。 これはSAE粘度等級といって、オイルの性能を示す数字のひとつだ。 最初の数字は最低温粘度でこの数字が小さいものほど柔らかく冷間始動性に優れる特性がある。 次の”W”は”Winter”の意味。 後半の数字は、100℃での動粘度指数で、数字が大きいほど粘りが強く、熱による劣化が少なくヘタらない。 『15W-50』のような表示をマルチグレードといい、冬季、スキーに行く時は『5W-30』なんてのを選ぶべし。 通年使用に使えることも示す。 ・燃料添加剤の違いは? ガソリンには、すでに、基本品質を決定する、添加剤が含まれている。 貯蔵中の劣化を防ぎ安定度を増す酸化防止剤、インジェクターなどに堆積物が付着しないようにする清浄剤、水分による腐食から燃料系統を守る腐食防止剤、スロットバルブの氷結を防ぐ氷結防止剤などだぁ。 市販されるパワーアップ系や燃費向上系の添加剤は、アルコールが主成分のものが多く、完全燃焼促進が目的だぁ。 水抜き剤ってヤツも氷を溶かすアルコールが主成分だぁ。 ・エンジンオイル以外にどんなオイルがあるんですか? 車にはさまざまな部分にオイルが使われている。 潤滑目的や摩擦・磨耗を低減させたり、冷却したり、騒音を減らしたり、密封させる為にも使われる。 金属と金属が擦れ合う部分にはすべてオイルがあると考えていい。 オイルと言われてまっさきに思い浮かぶのはエンジンオイルだろう。 定期的に交換することで、身近な存在と言える。 エンジンオイルは、シリンダーブロック下部のクランクケースに封入され、クランクシャフトをはじめとするエンジン内部全体を駆け巡り潤滑、冷却している。 続いて、トランスミション内部の各ギアを潤滑する為にギアボックス内にはミッションオイル(ギアオイル)が入れられている。 ここでもオイルは潤滑・摩擦低減・冷却などの役目で使われる。 ちなみに、AT(オートマ)の場合は「フルード」と呼ばれる。 オイルに変わりないが、圧力などを伝達する事を主目的とする場合 はフルードと言う。 ブレーキフル-ドも同じことだ。 そして駆動系、デフ内部も潤滑などの用途で専用オイルが封入されている。 あとは足回り。 車高調の構成部品であるダンパー(ショックアブソーバー)の中にもオイルは封入され、内部の流路やオリフィスという小さな穴を流れるときの抵抗などを利用して減衰力を生みだし、車体の揺れを止めている。 と言うように、オイルは車の各部に使われ、様々な特性を生かし、車を動かしている。 それぞれの用途に合せて、粘度や流動特性などが設定され、求められる作用が現実できるように作られている。 交換時期もオイルによって差があるから、車の取扱い説明書などを参考に適正な時期に交換してやろうねぇ。 ・ショップオリジナルパーツのメリットは 大手メーカーの製品というのは最大公約数的な仕上がりになりがち。 一方、ショップオリジナルのパーツは地域的な特徴や、特定車種といった条件を絞ることができるためピンポイントのターゲットを狙った製品開発ができる。 またワンオフ的な色合いも濃いので、チュ-ニングの度合いに見合った手直しなども期待できるのが魅力だ。 ただし多くの場合、保障はなく、また納期についてもそれなりに必要となるケースが多い。 中級者以上に向いているといえるだろう。 ・断燃テープを巻くのは何のため? EXマニ(タコ足)に遮熱テープを巻く場合、一部に周辺を熱から守るためと思っている人もいるようだが、現実は違う。 遮熱することでマニの温度を高いレベルで維持するのが目的だ。 マニの温度が高ければ、排気ガスは熱をもっているほうが流れるスピードが速く、ヌケの良さを実現できる。 けっして割れたので直しているわけじゃないので悪しからず。 ・エアクリーナーの熱対策ってあるの? ムキ出しタイプのエアクーリーはノーマルのボックスタイプに比べ吸入面積が広く、効率も優れる。 ただしエンジンルーム内の熱気を吸い込みやすいという欠点がある。 空気はできるだけ冷えた状態を吸い込むのが理想だから、これで遮熱板を設置することで熱気から防ぐといい。 ちなみに、アペックスのインジダクションボックスでS15(シルビア)用は1万5800円だそうだぁ。 ・サイドターンノブってどんなもの? サイド・ドリ、つまりリアを振り出すキッカケとしてサイドブレーキを利用するのはスタンダードなテクニック。 ただしノーマルのままサイドを引くと、引ききったところでロックしてしまう。 サイドターンノブはそれを防ぐ為のものでサイドブレーキのロックを解除する便利なものだ。 ・ピロアッパーの”ピロ”って何? ピロアッパーの『ピロ』とはピロボールの事。 これは可動部分にボールベアリングを組み込んだサスペンションアッパーのことで、ノーマルではゴムになっている部分をピンボールにすることでソリッドな乗り味としているのが特徴。 多くの場合、キャンバー角を調整する機能をもっているが、ないものもあるので注意!! ・フルピロっていいのかしら。 フルピロとはノーマルではゴムプッシュの部分をすべてピロボールに置き換えた足回りのことでアッパーはもとよりアーム類などのコネクター部もすべてピロボールにしたもの。 たしかにクイックな乗り味になるが、定期的なメンテナンスは必要だし、ドライビングがシビアになるなど初級レベルには荷が重いも事実。 ・パーツを自分で取り付けたい マフラーや足回りなどは、工具さえあれば自分で取り付けられないこともないが、本来の機能を引き出すなら経験豊富なプロに頼むのが無能。 もし自分でパーツをつけるならば工具やリフトなど設備の整ったレンタルガレージを使うのがいい。 たとえば、ツールボックス(電話番号0463-87-9556 http://www.pg-toolbox.co.jp)などがある。 ジャンル別一覧
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