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関家良一のウェルネス日記

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July 11, 2011
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朝は6時半頃に起床。
すでに他の4人のサポートメンバーは朝食や荷物の積み込みなどで忙しそうでした。
ホタテさんに作って頂いたお粥と、売店で買ったサンドウィッチを朝食に摂り、8時半にホテルをチェックアウト。

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スタート地点に向かう車からはすでに6時と8時にスタートしている2組のランナーたちと対向できました。
スタート地点のBadwaterには9時過ぎに到着。
最終チェックインと体重チェックを済ませ、暫し海抜マイナス86メートルのBadwaterを散策しました。

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午前10時にレースがスタート。
今回は日除け付きの帽子にロングスリーブのシャツ、ランパン、レッグゲイターと全てノース・フェイス製のものを着用しましたが、左腕には東日本大震災で亡くなられた方々への追悼の思いを込めて喪章を付けて走りました。

DSC_0100.JPG

序盤は追い風が気持ちよく感じられ、40℃前後の暑さなどあまり気にならずにキロ5分半程度のスピードで走りました。
夢に見た砂漠の真ん中に延びるハイウェイの一本道に我が身をポツンと置く事ができた喜びでワクワクしながら走れた気がしました。
サポートカーには2マイルおきくらいに停まってもらい、その都度水分補給に全身シャワーで身体を冷やすように努めてもらいました。

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第1チェックポイントのFurnace Creek(28キロ)を2時間24分の5位で通過。
この辺りから暑さが一段と厳しくなり、手にしていた水もすぐに空になる状況だったので、サポートエイドの間隔を1マイルおきくらいに短くしてもらい、とにかく水分補給を切らさないように心がけました。
今まで追い風だったのが向かい風に変わってきたりしたので、なかなかペースを刻むのは困難でしたが、辛いのは自分だけではないと言い聞かせながら足を前に運びました。

DSC_0182.JPG

第2チェックポイントのStovepipe Wells(67.4キロ)を5時間50分の4位で通過。
この辺りが海抜0メートルになるのですが、ここから約27キロで標高1500メートルの厳しい登りが待っています。
元々登りは得意なので、自分のペースを守って走っていたのですが、程なくトップに立ち、頂上に着く頃には後続が全く見えないほどの差が付いていました。
この登りの途中で鼻血が出たり、足が攣りそうになったり等のアクシデントもありましたが、サポーターとの二人三脚で乗り切れた気がしました。

DSC_0209.JPG

頂上から今度は15キロ区間を標高にして1,000m一気に下ります。
この急な坂道に備えて事前に山の練習をしていたので、キロ5分を切るようなペースで気持ちよく下る事ができました。
坂道を下りきったところで陽が完全に沈み、夜間走に備えて蛍光ベストと点滅ライト、ヘッドランプなどを装着しました。
ここから再び35キロで約1,000mのダラダラした登りが続きます。

DSC_0218.JPG

第3チェックポイントのPanamint Springs Resort(116.4km)を11時間28分のトップで通過。
このチェックポイントを通過した辺りから歩きが混じるようになり、寒さや眠気ももよおして厳しい時間帯が続きました。
後ろの状況が全く分からないので、いつ追い付かれるか分からないと自分自身を追い立てるように前を向きました。

第4チェックポイントのDarwin turnoff(145km)の通過が15時間18分。
ここから約50kmほど下り基調なので走りのリズムを取り戻したいところでしたが、今度はお腹の調子も悪くなり下痢をしてしまうなどで更にペースダウン。
100マイル(161km)過ぎまでは何とかトップを維持していたのですが、170kmを過ぎた辺りでメキシコのOswald Lopez選手が一気に追い付いてきて、そのまま猛スピードで抜かれてしまいました。
何とか必死で着いて行こうとしましたが、すぐに見えなくなるほど離されてしまいその後も距離は開く一方。
とりあえず気持ちだけは切らさないように足を動かすよう心掛けました。

第5チェックポイントのDow Villa Hotel(196.8km)を21時間04分の2位で通過。

DSC_0223.JPG

ここからフィニッシュまでの残り20kmはずっと登りで、ゴールが近付くほど斜度がきつくなります。
登り始めはまだ足が動いていましたが、次第に足が重くなり、残り10kmくらいからはほとんど歩きの状態で、一瞬気持ちも切れてしまいました。
相方さんやどららさんが入れ替わりでペーサーをやって下さり、ホタテさんに檄を飛ばされ、Soon yewさんに最後までかぶり水をかけてもらいながら気持ちを鼓舞してもらいましたが、とにかく完走だけは掌中にできたという安堵感も重なり、なかなか走り出す事ができませんでした。
ラスト100mになり最後の力を振り絞ってウィニング・ラン。
サポーターの4人と手を繋ぎ、たくさんの拍手の中で歓喜のゴールテープを切りました。

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記録は24時間49分37秒。
中盤はずっとトップを走っていたものの最終的には2位となりましたが、憧れのレースを走りきれた喜びと、サポーターの方々に最後まで支えて頂いた感謝の気持ちでいっぱいで、結果には大変満足しています。
お金や休みの関係もあるので、何度もチャレンジできるレースではないと思いますが、また機会があれば是非参加してみたいと思います。

たくさんの応援を頂き本当にありがとうございました!

最終結果







Last updated  July 24, 2011 03:39:22 PM


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