バイオハザード2 アポカリプス
レンタルで借りて「バイオハザード2 アポカリプス」を見ました。内容としては、ゲームのバイオ3を中心にバイオ2の要素をちょっと足した感じ。ラクーンシテイを舞台にジル&追跡者&アンブレラが雇った傭兵部隊が出ていますし、取り残された町から助けられる少女アンジェラは2のシェリルかな。でもジルが・・・・うーん、違和感。髪、まっ黒すぎ。あと、性格もちょっとなー。映画中、学校でアンジェラを探すシーンがあるんですが、この時その場にいるのがジルと民間人2人(女性キャスターと運よく生き延びた男性)なんですね。するとジルが「手分けして探しましょう」。おいおい・・・・。(^^;ゾンビいるだろうから危ないでしょうよ。2人は民間人なんだし。男性はそれでも自前の銃を持ってたりしましたが。「銃なんか撃ったことないわ」と怯える女性キャスターに、ジルは一言。「簡単よ。頭を打ち抜く」ゲームのジルだったら絶対言わないだろうし、しない行動だよな~と思いましたよ。確かにS.T.A.R.S.のメンバーで強かったけど(弱かったらクリアできないし~(^^;)、民間人を危険にさらして平気、という性格ではありませんでした。あとは、傭兵部隊のニコライ。懐かしい名前ですね。ゲームでは、ジルを守ろうとしてゾンビと戦ってやられちゃったんですよね。あの時は弾も十分にあったし、近くに爆発させられるドラム缶もあったから下がってて欲しかった。そうしたら死なずにすんだかもしれないのに。バイオやっていて生きた人に出会うと、一人でも多く、一緒に生き延びて欲しいと思います。だから余計、↑のジルに違和感が大きいんだろうな。危険を承知で、非戦闘員に向かって、死ぬかもしれない場所へ一人で行けなんて、あり得ない。映画終盤で、コードベロニカのオープニングにいた「どこが一介の女子大生?」なクレアを彷彿とさせるシーンが入っていて、笑いました。いや、アリスはれっきとした特殊部隊のヒトだから構いませんとも。銃を捨てるフリして反撃、くらいはするでしょう。でも女子大生は・・・どうなのよ?(笑)ストーリーは単純で、先の展開は大体見える作り。娯楽映画としては楽しいですし、こんなもんでしょう。そして、続編を作る気満々な終わり方ですね。(^^;まあ、ゲームも続いていますしね。いいけど、今後もオリジナルキャラを出すなら、もう少し気を遣ってくれるといいなあ。もっとも、他人んちの文化をすぐマネしたがる割には、本質が見極められず、オリジナルの味をメチャクチャにしてしまう、というのがアメリカ人の特性だからムリかもしれないけど。ゴジラは恐竜じゃないっての。(-_-#