チュウリップ スタート
「チュウリップ」始めました。「moon」「エンドネシア」に連なる、いわゆるラブデリック系と呼ばれるジャンルです。制作会社の独立が頻発している所なので、これは『PUNCHLINE』という制作チームから。詳しくはラブデリックの歴史を見てください。オープニングは主人公の見ている夢から。丘の上の巨木の下に、学生服(中学生?)を着た主人公。いいんですけど、この巨木、幹の中央にちょっとキモい系の顔がある。しゃべる声は男です。『ときめ木』というらしい。主人公の名前は自分で入力なので、今度もまた『ラッキー』にしました。そこへセーラー服の少女が登場。これまた名前入力。女の子の名はたいてい『らくがん』でやるんですけど、何となく自分的に直接関わりたくないない予感がするので『ハッピー』にしました。ラッキー君は初めて出会ったハッピーちゃんに一目惚れ。木の下でキス(チュウ)をする・・・・・という夢。さてゲームスタート。舞台となるのは昭和の日本といった感じの鶴亀町。鶴亀町3丁目のボロアパートに、主人公の少年が父親と一緒に引っ越してきます。家は狭い1部屋と台所とトイレだけ、押し入れにはネズミ。超貧乏生活です。父親が「自分が引っ越しの片付けをしている間に、ご近所さんに挨拶して来い」と。外出にあたっての注意事項がいくつか。HPに該当するものはココロです。数値で表示され、初期値は5。傷つくと減っていき、0になると立ち直れない(ゲームオーバー)だから気を付けろ、と。いや~ん、外の世界は何があるかわからないのにドキドキ!家の外に出ると、町内の住人が立ち話をしています。銭湯の向かいに住んでいるミチル(紫の服を着た中年女性)と、医者のダンディーさん。ちなみに病院は『やぶ医院』。(^^;話の内容は町の新しい住人・ラッキー一家について。ミチルが「あの貧乏アパートに住んでいるんですって。西の大都会から来たゴミよ。 貧乏人のラッキーか、クックック」って、いきなり陰口ですかっ?うわ、ココロにダメージ!?と思ったんですが、大丈夫だった。2人に挨拶し、行ける範囲(まだ3丁目内しか行けない)の人々と話をして家に戻ろうとしたら、なんと夢で出会ったハッピーちゃんがいるではないですか!ハッピーちゃんに話しかけると「ねぇ、チュウしよっか」と。え、いいの!?「うん」と答えると「冗談だよ~♪ へぇ~、キミって初対面の人とチュウしちゃうんだぁw」。そっちが言ったんじゃんかあ。(T▽T)「ところで何て名前?」「ラッキーです」「ラッキー君かぁ~、変な名前だねぇ。もしかしてキミが最近越してきた噂の貧乏人? チュウしたことある?」ここで「ある」「ない」の選択になるので、「ない」を選択。「そうだよね、なさそうな顔してるもん。じゃあ教えてあげる。 この町では△ボタンで誰とでもチュウできるけど、いきなりしてはダメ。怒られるから。 わかった?」「わかった」「わからない」の選択肢で、「わかった」を選択。「貧乏だけどかしこいね、ラッキーって。でもあたしの好みじゃないなぁ。 キミが噂の貧乏人でしょ? 評判悪いよね~」・・・・もし「わからない」って言ったら、貧乏な上に頭悪いって言われたのしら。お父さん、生きているのが不思議なくらい、気持ち的にはハートはボロボロです。(T▽T)主人公ラッキー、打たれ強さは天下一。精神的にへろへろになって家に帰ると、父がラッキーの話を聞いてラブレター大作戦を展開しろと言うのです。「お父さん、レターセットを持ってるから・・・」と出してくれようとするですが、ある筈のレターセットが見つからない。ラッキーが探しに行くことに。骨董屋のツボヤスの店の方に行くと、バタヤンが怒っている。バタヤンは音楽が趣味でいつもギターを持ち歩いている青年ですが、今は無職で「音楽だけでは食っていけない」と職を探しているのです。履歴書を書こうとツボヤスでレターセットを買ったのに、ツボヤスの愛犬ロッキーに取られてしまったとのこと。ロッキーの犬小屋の前にレターセットが落ちているので、気軽に取りに行ったらガブガブ噛まれた。(T▽T)そっと歩いていかなくちゃいけなかったらしい。無事にレターセットを取り戻して、家に帰るロッキー。え?パクっちゃうの?でもバタヤンに話しかけると「レターセットはどうでもいい、犬が許せん」と言っていたからいいのかな?家に帰ってラブレターを書く。すると父が喜んで「町内の皆さんに見せびらかしてこい」と。えええっ、お父さんマジっ!? Σ( ̄□ ̄;) 父の思考はぶっ飛んでいますが、素直なラッキー君、言われた通り何人かに見せてみる。すると「手紙なら駅前のポストに」と言われるので、1丁目へ向かいます。駅前に行き、ポストにラブレターを投函すると、どこからともなく声が。「そんな手紙じゃ彼女の心に届かない。教えてあげるから、私の部屋に来なさい」え?どこ?探しながら家へ帰ろうとすると、近所にあるマンホールがガタガタ動いている。入ってみると、そこは地タマ荘103号室で、地中人の鈴木ミチオがいました。物知りの鈴木ミチオさんにいろいろ教わりました。良い恋文が書ければ、町はずれの伝説の木の下で彼女とチュウができる。今のラッキーはココロが未熟でひ弱なので、ココロを鍛えなければ良い恋文は書けない。鍛えるためには経験を積むべし、と訓練のため地中人「テツ子」を呼び出してくれました。地中人が現れた時、カリカリと怒っていることがよくあります。怒っている時は近くを走ったり、話しかけたりすると殴られてココロ減少。近寄る時にはスティックを浅く倒してコッソリ歩き。条件が整うと、頭の周りにピヨピヨとハートを飛ばしてビバ状態になるのでその時にすばやくチュウ。チュウに成功して80ゼニをゲット。テツ子さんも満足して帰っていったようです。地中人とのチュウに成功して家に帰ると、父が状況を『ときめ木さん』に報告。ときめ木さんがココロの器を授けてくれてレベルアップ。Lv.1(ココロ5)の『噂の貧乏人』から、Lv.2(ココロ8)の『噂の頑張り屋』になりました。次のレベルアップまでには、あと2チュウ必要です。翌朝、父が新聞を読んでくれました。新聞に重要な記事が載っている時は教えてくれるようです。きのう鶴亀電鉄の線路に置き石がされて、電車が運行できなくなってしまったのですが、その容疑者としてラッキー一家が挙げられているのです。なんと!ひどい濡れ衣!!置き石事件の調査&解決と、チュウによるレベルアップを目指して出発!あ、その前に。セーブは家のトイレでいつでもできます。時間は常に流れていますが、日にち・曜日の概念はありません。家に帰って寝ると、目覚めるのは必ず翌朝6時になりますが、ココロが全回復。取扱説明書によると、レベルアップの方法は地中人とのチュウの他に、悩みなどを解決してあげて好感度が高くなると町の人々ともチュウできる、らしい。まだ全然そこまで至っていないので、成功例がなくてよくわかりませんけど。地中人の目印は地面のひび割れ。地中人は地下の家に引きこもっていて、ひび割れの穴から様子を覗くことができます。特定の時間にひび割れから現れて、その時にチュウができればOK。まだゲームの癖がよくわからないけど、頑張るぞ~!(^_-)(2011.01.29)