2014年07月の記事一覧 | らくがんの休日

映画「天地明察」

先日、原作を読んでとてもよかったので、BD-Rをレンタルして映画を見てみました。原作の良さを映画は出し切れないことが多々あるので、すごく期待はしていませんでしたが、NHK大河の黒田勘兵衛を見ていて、岡田くんなら演技うまいからいいかなと思って。いや、もう想像以上にひどい出来。(-_-;キャストが合わないかもというのは、仕方ないと思ってました。そもそも主人公が岡田くんじゃ、かっこよすぎるしね。しかし、それ以前の問題で脚本がひどい。なんだろう、あの襲撃シーン。なんだろう、あのラストシーン。原作の良さが全く生かされてない。時間がないから、いろいろ端折るのは仕方ないとしてもこれはないなあ。唯一よかったのは、建部と伊藤。　笹野高史と岸部一徳がやっていて、最初見た時はえ～、この人達むしろ配役逆じゃない？と思いましたが、一番よかったです。上手い人達だから、おじいちゃん達の可愛らしさがよく出てた。それ以外は残念な感じでした。

「銀二貫」　　高田郁

２００９年０６月　幻冬舎より２０１０年０８月　文庫化大阪天満の寒天問屋の主。和助は、仇討ちで父を亡くしたツル之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引き取られ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す・・・・。（裏表紙紹介文より）つる之輔は武士の子でしたが、目の前で父を仇討ちで殺され、それを庇おうとして自分も殺されかかったところを、寒天問屋の和助に助けられます。和助は相手の武士に、その仇討ちを銀二貫で買わせて欲しいと金を差し出す。そして和助の店で丁稚として働く事になり、商人・松吉として成長していく話です。大阪商人というと、ちゃっかりとか、がめついとかいう印象でしたが、この本を読むとそんなことない。常に天満宮への感謝を忘れない信心深さと、恩のある人に対する報い方や店の信用を大事にしていく誇り高さとか、心優しい、いい人達が登場するいい話でした。火事が頻繁に発生して、そのたびに町が焼け尽くされてしまうのがつらいです。以下、粗筋と感想になります。ネタバレに注意。寒天問屋・井川屋の主人の和助がすごくしっかりした人で、しかも人間的にも立派な人。番頭の善次郎と深い信頼関係で結ばれ、丁稚に対しても厳しいけれどきちんとした教育をするとてもいい店です。ただ、最初は善次郎が松吉につらく当たる。天満宮に寄進する筈だった銀二貫で、手が足りている店に必要のない丁稚を雇うことになったのが不満なのです。和助は必ずまた金を貯めて天満宮に寄進をするから、と誓います。そんな時、浮舟という老舗の料理屋から、大口の寒天の注文をもらって喜ぶ井川屋。しかし、浮舟は伊豆の有名な寒天を使っている、と客に嘘を触れ回っているのです。和助は浮舟に行って、商売を断る。浮舟の主は「自分ではなく、料理人の嘉平が勝手に言っているだけだ」と言い逃れした挙げ句、うちのような大口を断って後悔するぞ、と捨て台詞で喧嘩別れ。浮舟の料理人だった嘉平は主人に嫌気がさして店をやめ、自分で店を開きます。娘の真帆の名を取って真帆屋（まほのや）と名付けた店は、嘉平の料理の腕が冴えて大繁盛。井川屋からも寒天を卸すことになり、親しく付き合っていく間柄に。しかも、嘉平の作った料理が大評判を取り、おかげで寒天もたくさん売れるようになる。しかし火事で真帆屋は焼けてしまう。松吉は火事場跡を、嘉平と真帆を探して長い間探し回るのですが、2人とも見つからない。そんな松吉を、しかし善次郎は責めないのです。実は善次郎は、まだ丁稚だった子供の頃に大火で奉公先を失い、可愛がってくれていた主人一家も仲間達も全て亡くしてしまったことがあるのです。だから松吉の悲しみもわかるので、何も言わずに気の済むようにさせてくれる。この頃から、善次郎がただの意地悪な人ではなくなっていき、この後も何回か起こる火事の間に、松吉との間の信頼関係も芽生えていくようになります。数年後、松吉は顔に大火傷を負った真帆に出会う。が、真帆はもう会うことはない、と井川屋に挨拶に来る。真帆の名を捨て、火事の時に命を助けてくれたお広の娘・おてつとして生きていく、と。最後に真帆は、父・嘉平の最後の望みであった、もっと腰の強い寒天を作って欲しいと松吉に依頼。お互いに想い合っている松吉と真帆はつらい別れとなります。その後、松吉は苦労を重ねて腰の強い糸寒天を発明。更に苦労を重ねて、その糸寒天を使った練り羊羹も開発。お広が亡くなった後、一人になってしまった真帆とめでたく結婚してめでたし、めでたし。途中には山あり谷ありの連続。寒天を仕入れていた美濃志摩屋が火事で焼けて、寒天を仕入れられなくなり１年間店を休んだり。美濃志摩屋に奉公していた半兵衛が寒天を作り始め、井川屋もそこから仕入を再開できる。松吉は半兵衛の下で、糸寒天をの開発をさせてもらう、などなど。井川屋の辺りも火事に見舞われ、和助と善次郎、松吉ともう一人の丁稚・梅吉とで命からがら逃げる、というのもありました。戻ってみると周囲が焼けた中、井川屋だけが焼け残っている、というのが感動。糸寒天を使って練り羊羹を作り出そうとしている松吉が、失敗続きで落ち込んでいるのを見て和助が里帰りでもしてみたらどうか、と奨めてくれる。故郷の苗村藩を訪ねた松吉は、父親を殺した建部玄武の葬式に行き合う。苗村藩は取り潰しとなり尾張藩に吸収されていたが、村人は全員残っていた。それは、苗村藩が取り潰しで厳しい状況の時に、建部玄武が銀二貫を差し出し、これで新田開発をしようと村人達を奮い立たせたからだと聞き、豊かに実った村の様子を見て、松吉は何もかもが許されたと感じて涙する、というのも感動。最後は無事に糸寒天で練り羊羹を作り上げる松吉。その気になれば練り羊羹で商人として成功できるが、松吉はその道を選ばず、和菓子屋に製造方法を広める。結果、糸羊羹が売れて井川屋は大繁盛。松吉は和助の養女となった真帆と結婚し、大番頭となった善次郎と共に店を盛り立てていく、というエンディング。最後の方は全てがうまくまわって、ハッピーエンドへと大きく流れていく様子がとても気持ちよく、読後感のいい話でした。

アフタヌーンティー　in　ロビーラウンジフォンテーヌ（ロイヤルパークホテル）

ロイヤルパークホテルのロビーラウンジフォンテーヌで、家族とアフタヌーンティーを食べてきました。ロイヤルパークホテルは半蔵門線の水天宮前駅からすぐの立地。本来は水天宮まですぐなんですが、2013年3月1日から水天宮が建て替えのためちょっと離れた仮宮へ移転中。その間『子宝いぬ』を預かっているとこのことで、ロビーに『子宝いぬ』の像がありました。またホテルから水天宮への送迎バスも出ているそうです。ラウンジ内はこんな感じ。１階にある正統派ラウンジという感じで、結婚式の参列者や何かの家族イベントの人達でにぎわっていました。テーブルはこんな感じ。最初にお茶を選びます。選んだお茶のみとなりますが、お代わりができます。私はダージリン、家族はローズのフレーバーティーにしました。ポットでサービスされますが、茶葉は入っていないので渋くなることがなくゆっくり飲めます。2回お代わりしましたが、濃さにムラがあるようで、2回目はちょっと薄かった。紅茶にうるさい人は行かない方がいいかも。(笑)アフタヌーンティーが運ばれてきました。サンドイッチ類ミックスベジタブルサンドスモークサーモンとカマンベールチーズのバケットサンドフルーツ盛り合わせ（ハパイヤ、イチゴ、パイナップル）フルーツ盛り合わせがすごく嬉しい。ただパパイヤがクセのある味で、私には食べられなかったのが残念でした。スコーンプレーン、オレンジピールのスコーン　クロテッドクリームとストロベリージャム添えスコーンはしっとり・ほろほろタイプ。オレンジピールのスコーンがおいしかったです。ジャムは昔懐かしい味がしました。スイーツ盛り合わせ黄桃のロールケーキマドレーヌチョコレートケーキイチゴ、ラズベリー、ブルーベリーのクリーム添えみかんゼリー黄桃のロールケーキが思いの外おいしかった。私、最近はやりのクリームたっぷりのロールケーキが苦手で、ちゃんとスポンジとクリームが層になっているヤツが好きなんですよね♪そしてロールケーキというとイチゴのイメージでしたが、黄桃もいいものですね。ここのホテル、一言でいうと全てが昔ながらの正統派という感じ。並んででも食べたいほどの劇的に美味しい料理はないのですが、ホテルとしての品質はクリアしていて、普通に美味しく食べられます。メニューは凝ったもの斬新なものよりは、定番メニュー。スイーツというよりはケーキといった方がぴったりくる、昭和テイストな感じ。誰でも安心して食べられる味で、私は嫌いじゃないです。サービスも人数が少ないながら、呼べばすぐに来てくれるし、笑顔で感じいい。肩肘張らないラウンジで、すっごいリラックスして寛いでしまいしまた。近くに住んでいたら、予約なしでふらっと来て、お茶したりご飯食べたりしたいですね。と思っていたら、会計後にポイントカードをくれたので、この印象はあながち間違ってもいないのかも。ホテルでポイントカードって初めてもらいました。近かったら、このポイントカードが埋まるくらいに通って来たいですよ。(^^)時間が早かったので、この後、コレド室町の日本橋三井ホールで行われていたアートアクアリウムを見に行きました。金魚を見せるのですが、展示の水槽が変わっていたり、ライトアップしたりでアートな感じになっているのです。思ったよりも混んでいて60分待ち。巨大水槽をいくつも組み合わせてあったり地球儀を模した円形ガラスの水槽とか屏風に見立てた水槽にプロジェクションマッピングで映像を映して金魚と映像をコラボさせたりとか。いろいろな種類の金魚が見られておもしろかったです。かなり疲れたので、日本橋三越へ休憩しに行ったら、三越も金魚置いていました。三越では2階のカフェ・ウイーンという喫茶室に入りました。メニューも店内もいい雰囲気だったので、機会があったらまた来たいな。楽しい1日でした。(^^)

「天地明察」上・下　　冲方丁（うぶかた　とう）

２００９年１１月　角川書店より２０１２年０５月　文庫化徳川四代将軍・家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ち上がる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた晴海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く・・・。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。（上巻・裏表紙紹介文より）「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から晴海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が改革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた晴海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになる。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋!!（下巻・裏表紙紹介文より）主人公・渋川春海は囲碁をもって徳川幕府に仕える碁打ち衆。碁打ち衆として登城を許されているのは安井、本因坊、林、井上の四家。晴海は本名は、父の名を継いで安井算哲というのですが、訳あって渋川春海と名乗っています。晴海は、老中である酒井忠清に命じられて日本の新しい暦を作ることになるという話。登場人物がみんな魅力的です。そもそも主人公が素直で謙虚で大らかな性格で、囲碁よりも算術が大好き。その算術を生かして暦作りに抜擢されるのですが、失敗を繰り返しても自分より才能がある人、尊敬できる人の存在に助けられて諦めずに立ち上がる。『存在に助けられて』というのは、何かを手伝ってもらってというのではなくその存在や考え方に感動して自らの力とする、それもまた素晴らしい才能だと思える素敵な主人公でした。映画を見てみたくなりました。以下、粗筋と感想になります。ネタバレに注意。重要な登場人物として、2人の天才がいます。算術の天才・関孝和と、囲碁の天才・本因坊道策。2人とも天才故の孤独の人。関孝和は孤高の人。晴海が憧れて尊敬して「いつかこの人に追い付きたい」と思い、「この人に解いてもらえるような問題を出したい」と頑張って算術の問題を出す。でも、それは誤問で答えがなかった。それを一目で見抜きながら、晴海のその姿勢というか思いを感じ取って「今までに見た問題の中で一番好きだな」と笑った人。素敵な人だと思い、下巻の中盤くらいまで晴海も会えないんですが、いつ登場するんだろうとずっと楽しみにしていました。実際、晴海が出会った時は、いろいろあって強烈な出会いでしたけど。本因坊道策は囲碁仲間で、晴海より年下。天才なんだけど、晴海は自分より（あるいは自分と同じくらい）才能があると信じていて、その才能を囲碁に向けずに、算術と暦に向けているのが悔しくて、いつも晴海にきゃんきゃんと食ってかかっている子です。明らかにヤキモチ。ちゃんと囲碁をやって、自分と勝負して欲しいのにっ！というのがありあり。子犬が吠えているみたいで可愛いです。好きだったのは、建部と伊藤と安藤。建部と伊藤は、暦作りの手始めに、日本中を巡って北極出地の観測をした時のチームのリーダーだった2人。2人ともお爺ちゃんです。でも、星が好きで、暦に情熱を傾けていて、それに夢中で子供みたいな人達。建部が死んでしまった時は泣きました。晴海は2人に愛されて、信頼されて、その想いを全て受け止めて暦を作り上げる。感動しました。安藤は、暦が住んでいた会津藩邸の武士。この人も算術好き。真面目ですごくいい人。晴海が刀を持たされているんですが、扱いがよくわからず、重くてフラフラしてしまう。それをしっかりと帯への差し方を教えてくれたり、何かと相談に乗ってくれる頼りになる人です。保科正之も、今まで名前しか知らなかったけど、こんな人だったのかと感動しました。武の政治から文治政治への転換を図った人です。文章で書くと何だかわからないけど、それってものすごいことだったんだな、と。結局、20年かかって晴海は大和歴を完成させる。その間に、晴海を取り巻いていた多くの人々は（老齢で）亡くなってしまったりするのですが、そういうのを全部背負って、志を完遂させる。素晴らしく気持ちのいい１冊でした。

アフタヌーンティー　in　above（虎ノ門ヒルズ）

虎ノ門ヒルズの2階にあるabove(=アバァヴ)で、家族とアフタヌーンティーを食べてきました。一休限定のOPEN企画だそうで、グラスシャンパンがついて通常3400円のところが2500円。プラン掲載して、土日はいったん即時完売したらしいのですが、ちょうど私が見た時に空席があったんですよね。キャンセルでも出たのかな？私が予約したら空席消えました。最後の2席だったのね。ラッキー♪まずは虎ノ門ヒルズのマスコットキャラであるトラのもん。常に人だかりができていて、近くには警備員さんも立っていました。窓の向こうには、小さくですが、東京タワーが見えました。このトラのもんのちょうどお向かいにaboveがありました。aboveは、農家さんとのつながりから農園バーニャカウダの火付け役となったAW kitchenが、虎ノ門ヒルズに全く新しいコンセプトで新店をオープンしたらしい。料理のコンセプトは『Chopstick Cuisine／チョップスティック（箸）キュイジーヌ』で、全国各地の生産者から直送される厳選した食材を使い、お箸で楽しむお料理らしい。よくわからないけど、野菜が自慢の店らしいですよ。楽しみ～♪店はこんな感じ。aboveに限らず、虎ノ門ヒルズ内の飲食店はほとんどオープンスペースです。ビルの外周を通路が通っていて、それに面して店内＋オープンカフェがある感じ。最初に案内されたのがココ。店から６～７段の階段上がったところにあるオープンスペース。でも、階段上のオープンスペースって、ここ１席しかない。手前から歩いてくる人の正面だし、すぐ横を階段降りていく人が通るし。何これ、晒しもの？悪目立ちして、すっごく落ち着かないんですけど。(^^;お店の人に頼んで、別の席に変えてもらいました。ちょうどトラのもんが正面に見える、壁を背にしたソファ席にしてもらえました。正直、オープン席はイヤだったので、一番好ましい席にしてもえてラッキーでした。テーブルはこんな感じ。最初にお茶を選びます。飲み換えOKでお代わりできます。メニューはなくて、そのつどこれを持って来て選ばせてくれます。正統派の紅茶は少ないけど、ハーブティーやフレーバーティーがたくさん。楽しかったです。私が飲んだのは杏の紅茶、美肌スペシャルNO.1、鼻のど潤うブレンド。美肌と鼻のどはミントベースのスッキリ系。家族は菜果茶、疲労回復茶、ジューシーブルーベリー。疲労回復茶はクセがあって、ちょっと薬膳っぽい。ヴーヴクリコのグラスシャンパン。左の陶器のグラスはお水。お茶が出されました。１ポットでカップ２杯分くらい。砂時計が出されたのは最初の１杯だけで、お代わりの時は十分出たお茶が出されました。アフタヌーンティーが運ばれてきました。お重で出されるアフタヌーンティーで、風呂敷に包まれて運ばれてきます。広げたところ。左のグラス類上段左は、アロエヨーグルトのグラノーラ添え上段中は、豆乳杏仁のスイカソース右列はスコーン用のジャム類。上からチョコレートソース、バター、トマトのジャム。下段２つは野菜用の調味料で、左は甘味噌で、右はハイビスカスの塩。食事のお重トマトのスープ焼きおにぎり串に刺さったアスパラのローストビーフ巻きトマトおでんミニ野菜スティック（きゅうり、オクラ、蕪、その他）　味噌と塩のディップスイーツのお重スコーン2種（よもぎ、チョコレートとコーン）ごまとココナッツのフロランタンきなこドーナツ　ラズベリー、ブルーベリー添え抹茶チョコティラミスどら焼きロールケーキ最中スイーツは和を意識したためか、どれも甘さ控えめで食べやすかったです。ゴマやよもぎや味に変化がついておもしろいし。最中の餡がレモン風味で、予想外でびっくり。全体的に量が少なめで、私は小食な方ですが、物足りなさを感じるくらいでした。味はどれも満足。特に料理系は美味しかったです。お茶が少なくなると「お代わりいかがですか？」と茶葉を持ってきてくれます。ただ残念だったのは、食事を全て食べきると、もう来なくなっちゃうんですよね。ボリュームないから1時間くらいで食べ終わっちゃう。言えば持ってきてくれるんでしょうけど、どんどん空いたお皿下げられちゃうと、もう帰れって言われているみたいで。ホテルのアフタヌーンティーでは２時間の制限があるところが多いですが、ここは時間制限があるわけではないから、余計に居づらかった。もう１杯飲みたかったけど、仕方なく帰ることにしました。ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しむ店という感じではないですね。この店ならアフタヌーンティーより、通常の食事メニューの方が楽しめるかもしれません。お野菜、本当に美味しかったし。オープンスペースで美味しい軽食を楽しみたい人向き。今回オープン企画でシャンパン付いて2500円だから、コスパ的にはいいかなと思います。ただ通常の3400円だとリピートはしないかな。とても美味しくて満足したけど、ちょっとボリュームが足りない。ゆっくりもできないし。帰りにエスカレーターのところで見かけたトラのもん。彼もタケコプターを持っているのね。(^^)