東京国立博物館 大覚寺展
東京国立博物館(トーハク)の大覚寺展へ行ってきました。ハローキティ50周年を記念して「Hello Kitty展 ―わたしが変わるとキティも変わる―」も同時開催中。混雑しているし、体力的な問題もあるので見ていませんけど。混んでいなかったら見たかったです。本館をバッグにキティ像。表慶館の入口。まだ9:30頃なんですが、入場列が結構できてる。大覚寺展を見終わった12:00頃には列は3倍くらいになっていました。大覚寺展の行われている平成館へ。開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」です。京都西北に位置する嵯峨は、古くより風光明媚な王朝貴族遊覧の地として愛された地。平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)はこの地に離宮・嵯峨院を造営し、空海(774~835)の勧めで持仏堂に五大明王像を安置。その後、貞観18年(876年)に皇女・正子内親王により寺に改められ、空海を宗祖とする大覚寺が開創されました。令和8年(2026年)に開創1150年を迎えるのに先立ち、優れた寺宝の数々を東京国立博物館で一挙にご紹介するというのがこの特別展です。寺内の中央に位置する宸殿は、元和6年(1620年)に後水尾天皇に入内した和子(東福門院)の女御御所を移築したものと伝えられ、内部を飾る襖絵・障子絵などの障壁画を見ることができます。その他にも歴代天皇の書や、平安時代後期の仏像を代表する明円作「五大明王像」などもありました。一番のお目当ては、大覚寺が所有する膝丸と、北野天満宮所有の髭切の兄弟刀を並べて展示しているもの。音声ガイドで岡本信彦さんと花江夏樹さんが解説してくれます。撮影禁止なので写真はなし。膝丸は腰反りで力強い太刀、髭切は膝丸よりはいくぶん細身で全体的に緩やかに反りが入る優美な太刀でした。平成館で2時間くらいを過ごし、グッズがたくさん販売されていたので幾つか買いました。図録、風呂敷、クリアファイルノート、膝丸のお香、ブロックメモ、豆皿、筆ペン手拭いグッズ4000円以上購入でもらった新聞。これ、すごかった。膝丸のほぼ原寸大の絵がありました。障壁画とか素敵だったし、図録で見た大覚寺が広くて、いつか行く機会があったらいいなと思いました。その後は本館で刀を見ました。太刀・小竜景光↑と並んで古備前友則。短刀・来国俊太刀・伯耆安綱太刀・豊後行平打刀・関兼元これで、本日は終了。トーハクを出て、昼食を食べに行きました。今回だけなのか、ずっとなのかはわかりませんが、トーハクは当日に限って再入場可能でした。今まではできなかったから、助かりますね。トーハク内、ゆっくり座って食べられる所が少ないから。今日みたいに半日くらいで見終わる時はいいけど、1日がかりの場合は外で食事して再入場したい。昼食は上野駅の公園口側のバンブーガーデンという建物の中の、音音(おとおと)という和風レストランで。美ら島あぐー豚 自然薯御膳生姜入り塩麹たれをかけて食べます。さっぱりして食べやすい。国産若鳥唐揚げ みぞれ御膳13:00頃だったので、ピークタイムで忙しかったらしく、なかなか席に案内されないし、オーダーも呼び出しボタン3回押しても取りに来ず、通りすがりの人を捕まえてやっと注文、という状態でしたけど、料理はとても美味しくて満足でした。漬物が絞って載せただけで、ほぐしてもいないのには笑ったけど。店員さんの対応自体は親切で感じがいいので、人手不足で大変なんだろな。これにコーヒーか紅茶のドリンクついて、1500円前後とお値段もリーズナブル。楽しい1日でした。