|
カテゴリ:ゲーム
DQ8、終了しました。
主人公レベル52、107時間でした。 DQなら、たいていレベルはこんなものですが、プレイした内容で考えると 100時間ゲームのボリュームじゃないな~、という感じ。 ムービーにかかる時間と、フィールドに宝箱があるのを探す時間と、 練金の待ち時間のせいではないかと。 ちなみに、練金の待ち時間はレベル上げに費やしました。 高台のスライム生息地、大好き♪ そして、ヤンガス。期待を裏切らない男。 メタルキングにガンガン会心の一撃をかましてくれました。(^^)v トータルとしては、まあおもしろかったと思いますよ。 ただ、やはりDQも変わったな、という感が拭えません。 個人的な好みとしては、以前のDQの方が好きだったかな。 今となっては、ドット絵で、ムービーの少ないゲームなんて世間的にウケないので この変化はどうしようもないんでしょうしね。 以下、エンディング内容に触れるので反転。 ラスボス倒して、エンディングを見た後に、セーブデータが作れて、 そのセーブデータを使ってプレイすると、それまでには行けなかった場所に行けるようになります。 そして、そこでイベントをこなしてくると、別のエンディングが見られるという仕掛け。 エンディングを2つ作りたかったというスタッフの趣旨はわかります。 でも、仕掛けがヘタすぎる。 1つ目のエンディング終了後、わざわざサザンビークでセーブなんですよ。 なのに、町の人や王様に話を聞いても、ヒントになるような事は何も言わない。 どこかで一泊しないと、次へ進めない作りなんです。 でもさ、ダメージ少なかったら泊まらないでしょ。 不思議な泉で回復してたら、どうなるのよ? 最初から、攻略本を見ることを前提にゲーム作ってんの?、と言いたくなってしまう。 1つ目のエンディングから、更にゲームの先をやりたくなるような仕掛け、 ちょっと考えれば簡単にできるはずなのに。 ここに限らず、ストーリーの展開というか作り方というかが雑だな、と感じてしまいます。 たとえば、呪いの解けたトロデ王がミーティア姫の結婚式からの逃亡を助けるシーン。 トロデ王がサザンビークの兵士と戦うんですよ。 いや、戦争中でもない限り、他国の王に剣を向けるってのはあり得ないって。 そもそも、一国の王女の結婚式に、自国の近衛兵が式場に入れないっておかしいでしょう。 じゃあ誰が警備するんだ? 大国がのっとりに近い形で小国の姫をムリヤリ妻にしたというならともかく、 大国同士の対等の結婚式において、新郎側が一方的に優位で、新婦側が相手の言いなりって 絶対あり得ないよ~。 そして、2回目のエンディングムーピーのラストシーン、1回目の使い回しって そりゃないんじゃないの? 最後に動かない1枚絵でいいから、結婚式のシーンでも入れてくれればいいのに。 そんなふうに、細部に配慮の足りないゲームをプレイすると、スタッフは本当に このゲームに対する愛情があるんだろうかと、疑問を抱いてしまいます。 こういうビッグタイトルは作るのに時間も費用もかかって大変なんだろうとは思います。 それでも、DQの歴史を考えると、細部にまで気を遣って、ストーリーの展開に関係ないところに ちょっとした物語やスパイスを与えてきたゲームだと思うんですよね。 その余裕であり、遊び心である部分が、DQの魅力だったと思うんです。 もちろん、それだけではありませんげとね。 ゼシカの特技のグラフィックをいくつも用意するのは大変だったでしょう。 幼少時代のククールのムービーも作るのには時間がかかったのかもしれない。 でも、誰が見てもわかる派手なグラフィックにばかり力を入れるのではなく、ほんの少し、 小さなエピソードだけど忘れられない、というハートに響く『何か』の入った余裕のあるゲームを 作ってもらえないものかなあ、と思う今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.20 11:18:33
コメント(0) | コメントを書く
[ゲーム] カテゴリの最新記事
|