|
カテゴリ:家庭のコト、自分の日常
胃の内視鏡検査を受けてきました。いわゆる胃カメラというヤツですね。
胃に潰瘍があり、それが悪性腫瘍に変化していないかを2年に1度検査するお約束になっていて、今年が2回目です。 ご存知の方も多いと思いますが、胃カメラの何が苦しいって、カメラ&管がノドを通過する時の 反射反応です。 ノドの奥に何か異物があると「ゲゲーッ」となる、アレです。 胃カメラデビューの年は、この反射がムチャクチャひどくて、ホント死にそうでした。 「力を抜いて、楽にして」と言われるんですが、反射を自分でコントロールできるものじゃないですし。 それが今年、私も自らのレベルアップを感じましたが、病院側もレベルアップしていました! まずは、ノドの麻酔。 最初の難関にして、最も重要なポイントかもしれません。 ドロッとした感じの麻酔薬をなるべく口の奥(ノドに近い方)に入れ、上を向いた状態で飲み込まずに5分間。 これ、結構ムズカしいんです。 だんだん麻酔が効いてくるせいもあって、途中でムセて吐き出してしまうことが多いんですが、 そうすると麻酔が十分に効かないんですね。 現にデビューの時は、私は3分半くらいでアウト。周囲にも途中リタイヤの人が続出していました。 今年、麻酔を入れに来た看護婦さんが言った一言。 「ムセそうになったら、いったん頭を起こして薬を口の方へ戻して、落ち着いたら続けてください」 会心の一撃! 私も5分間クリアできましたし、周囲にもリタイアする人は一人もおらず。 患者ってさー、病院で医師&看護士の言うことに対して、すごい従順なんですよね。 だから、言われないことはしないし、言われたことはできるだけ従おうとする。 その一言がどれほど多くの患者を救うことか、と思いましたよ。 そして、実際の検査に臨みますが、麻酔がきちんと効いているからデビュー時とは比べものにならないくらい楽でした。 検査中はマウスピースを付けて、口が閉じられない状態なっていますので、ヨダレだらだら状態になりますが、飲み込もうとしてはいけません。 無意識に飲み込もうとするらしいので、「ヨダレは吐く」と考えている方がよいようです。 呼吸も鼻で行い、ノドは検査用の管以外は何も通すまい、の勢いが必要です。 そうすると比較的、反射が起こりにくい。 あと、先日テレビで大橋巨泉さんが言っていたんですが、検査医師の側の上手・下手ってあるんですって。 私は経験数が少ないのでわからないやと思っていたんですが、今年わかりました。 最初にカメラを通した時(これが一番大変)と、潰瘍の細胞採取は年配の先生が行って、その後、助手らしい若い先生に代わったんです。 胃の内部を簡単に様子を見て、あとは管を抜くだけだったんですが、代わった途端に 反射が・・・・! うん、若い先生も経験を積んで技術を身に付けていかなくちゃいけないよね。 それはわかる。 わかるけど、患者的には・・・・・・。(ToT) 結局、検査は10分程度で終了。 デビュー時には、反射で抵抗しまくったので20分くらいかかっていたのがウソのよう。 ちゃららら、ちゃっちゃっら~~~~、とレベルアップした私でした。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|