文:新井 満
絵:はらだ たけひで
2000年5月 文藝春秋より。
タイトルと表紙の絵だけで借りたんですが、サン・テグジュペリの書いたものでは
ありませんでした。
まあ、タイトルから推測できるだろ、という意見もありますが・・・。(^^;
第二次世界大戦で行方不明となったサン・テグジュペリのことを
絵本にして書いたものです。
うん、まあ好き好きでしょうけど。
他人の心の中を推測して、あるいは想像して書いただけの、しかも「星の王子さま」ではない、
それでいて「星の王子さま」を真似たようなものって・・・・感動できなくてねえ、私。
唯一、「お、これは」と思ったのは
『死者を死せりと思うな 生者あらん限り死者は生けり』
という一節ですが、これもフランスのある画家の言葉の引用だそうで。
つまらなかったです。