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カテゴリ:ゲーム
エンディング見ました。
・・・・・・・・・・・・・・うーん。(-_-; 残念ながら全然、感動できなかったです。 過去に行き始めた頃から「ん?」と思うことが多かったんですが、 最後まで見た今、この作品自体が前作「大神」に対する壮大な蛇足であったな というのが正直な感想です。 何で前作のストーリー部分に勝手に手を加えるような作りにしたかなあ? 前作が絡まない前半部分は悪い話じゃなかったし、 キャラは可愛いし、きちんと個性もあったのに。 神ゲーという評価のある「大神」にヘタに手出しをすれば、 既存ファンが不快になることくらい、なぜわからないんでしょう。 ヘタに前作をいじり回すより、この作品としてちゃんと作ればできたはず、 というのが見えるので、すごくもったいないです。 さて、ストーリーです。 十六夜の祠に行って、ボス戦。 待っていたのはクニヌシの体を持った悪路王とクロウでした。 クニヌシはチビテラスと出会った時、既に悪路王の器だったのだそうです。 2代目アマテラスが常闇の皇を倒した時、その意識は5つに飛び散り、 それぞれ依り代を得ました。 しかし、分散したために力が弱まってしまった。 そこでチビテラスを利用して依り代を倒させて、クニヌシという一番いい光の器に 集約させたのだそうです。 そしてクロウはそんな悪路王に味方することにした、と言うのです。 十六夜の祠から闇の空間に場所を移動。 悪路王が今までのボスであるガマ、ナマズ、カラクリ人形、悪霊王を呼び出したので、 こちらもイッシャクが「呼び出しの舞」を踊って、ナナミ、カグラ、マンプクを 呼び出します。 ここでボス戦を4回やりました。 面倒くさかったのが、ボスのいる場所まで行き着くのに島を渡っていくんですが、 それぞれの島でザコ戦をやらなくちゃいけないこと。 ここまで来てもういーよ、と作業感がすごく強い。 そして4人のボスを倒します。 悪霊王はどうするんだろうと思ったら、クロウの代わりはカグラが務めました。 巫女の修行をしたから空を飛べるんですって。 それはいいけど、月の民でないとダイダラボッチは動かせない設定はどうした? 次はクロウ戦。 「ミーはずっと独りだった。ミーのハートは誰にもわからない」 「ミーはこの剣で、ユーはその牙と爪で語り合おう!」というわけでスタート。 チビのパートナーには「ここはオレとチビにまかせなァ」とイッシャクが務めます。 ・・・・今まで一緒に旅をしてこなかった相手に、 ラスボス戦だけ急に相棒だって言われてもね。(ー_ー) おまえの相棒は白野威ただ1人じゃないわけ?とシラけた気分に。 正統派の剣使いって感じでクロウ戦は戦いやすかったです。 サクッと倒すとクロウが 「学者レディ、高麗丸の乗組員、スサノオ・・・みんな守るべきもののために 命を賭けて戦った。強い心を持っていた。 それに比べて、ミーの心は弱かった。情けないほど弱かった」 と、チビテラスにとどめを刺すように言います。 しかし、チビはクロウをぺろぺろとなめるだけ。 ここで宙に穴が開いて、チビ達は吸い込まれクロウ一人が残されます。 「ミーを許すっていうのかい? 甘い。甘いよ、ユーは」 呟くクロウを残して、チビ達一行は悪路王戦へと向かいます。 悪路王はクニヌシの姿をしています。 クニヌシを助けたいチビは攻撃ができない。 一方的にやられ続けて(この時間が長くてイヤだった)、いざトドメという時に 「クマ公、やっと会えた」とクニヌシの意識が悪路王の動きを止めるのです。 が、悪路王の力は強く、「これは我の体だ」とクニヌシを押さえ込み、 意識を失った体内に飲み込んでしまいます。 イッシャクを乗せて、悪路王の一戦目。 「え~、またあ?」と思いましたよ。 クニヌシを取り返す戦いなら、もういっそパートナーいりません。(-_-# 何でそんなに白野威を裏切り続けるの? 取り敢えず一戦目は悪路王の本体&両手。 これに勝つと、ステージに鏡が現れて、その中から黒いチビテラスと それに乗ったクニヌシ姿の悪路王が出てきます。 こいつと二戦目。 動きが速くて、途中で筆技の妨害をされるのが面倒ですけど、 これもまた正統派の戦い方でさほど苦労はなし。 これに勝って、クニヌシを取り返します。 クニヌシはぐったりとしていて動けない。 するとイッシャクが「あとはオレ達にまかせなァ」。 ・・・・・おまえはもう帰れ。(-_-# 器がなくなった悪路王。 するとそこへクロウが現れて「ミーの体をお使いください」。 悪路王は上機嫌でクロウの体に入りますが、そのまま動けなくなります。 クロウが抑えているのです。 ここでクロウの告白タイム。 クロウはウシワカが作った、ウシワカのコピーなんだそうです。 悪路王が体内に入ると一定時間動けなくなるようになっていて、 悪路王を封印するために作られた人形なのだ、と言います。 普通の人間とは違う、ただの人形。 「だからミーは独りだと言ったろう」 その運命に抗いたくて、悪路王についてみた。自分は弱い心なのだ、 自分が悪路王を抑えている内に、自分ごと斬れ、と言います。 チビはぽろぽろ泣きながらイヤイヤと首を振りますが、 イッシャクに「つらくてもクロウのためにしなくちゃならないことだ」と言われ 決意する。 するとクニヌシが「ボクも一緒に」と、ようやくチビの背中に乗りました。 あぁ、やっと帰ってきた。 長かったなあ。 イザナギの武具一式が忽然と現れ、クニヌシの体を包みます。 悪路王の入ったクロウを縦に一閃して、戦闘は終了。 ここからは長いエンディングに。 すごく長くて見るのも結構大変でした。 途中で「構って~」とやってきたみけにゃんを放置していたら、 DS踏まれそうになるし。(^^; 十六夜の祠に戻ってきて、死にゆくクロウを見取ります。 過去の思い出が写真のように現れて、みんなが泣きながら 「おまえの体は確かにウシワカのコピーかもしれない。 でも、ここでの記憶はお前のものだ」とか 「自分達はチビちゃんの相棒という絆でつながっている。 クロウは独りじゃない」 と口々に励まします。 クロウは「こんなミーのために泣いてくれるのか。ありがとう」 と言って死んでいきました。 そして画面は移って、現代のそれぞれの人物達のその後を映します。 クニヌシは悪路王に「特別な力を持った器」だと言われる自分が誰であるのかを 探すための旅に出ます。 クシナダは身籠もっていて、スサノオとクシナダと子供の3人で クニヌシを待ち続けることに。 イッスンは持ち帰った設計図により、ゲンナイに宇宙船を作ってもらって これでナカツクニを飛び回って世間の信仰心を高める仕事に励んでいました。 それにより信仰心も高まり、仕事が一段落。 アマテラスに会いにいくために、タカマガハラへ行くことに。 チビテラスも一緒に旅立ちます。 エラいぞ、イッスン。 それでこそ天道大師として、アマテラスの相棒としての生き方だよ! お爺ちゃんに爪の垢をあげた方がいいと思う。 最後は大人になったクニヌシのナレーションで終わります。 「これはまだ我がボクと言っていた頃の物語。 我の冒険はまた別の機会に・・・・」 って、続編作る気マンマンですな。 もうやる気にもなれないけど。 いろいろダメダメですけどね、一番気に入らないのはウシワカをそんなふうに使ったこと。 ウシワカは自分のコピーをただ放り出すようなマネなんかしないと思う。 ウシワカなら、なぜ作られたか存在意義を話し、役目を説いて送り出したと思う。 それでクロウが自分はただの人形と感じて拗ねるもよし。 「ナカツクニに行って、色々な人達と出会って、その上で自分の役目をただの人形と思うか ユーの目で、耳で確かめてきてごらん。 その上で人形の役目はイヤだと思うなら、それはそれで仕方ない」 くらいは言ってくれるよ! その言葉通りにクロウがナカツクニを好きになって、この世界のためになら ミーは笑って死んでいけると思ったなら、たぶん私は号泣したよ! 前作にこだわる必要なかったじゃない。 9ヶ月後なんて短いスパンじゃなく、4~5年後くらいに設定して 悪路王の復活を過去にこだわらず描けば良かったのに。 クニヌシもスサノオの養子である必要なんてない。 イザナギの時代を持ち出さなくても、今の問題に対して、このキャラ達で挑めばよかった。 できたはずなのに。 実際、前半は面白かったんだから。 もったいないとしか言いようがないです。 あーあ。 クリア特典は、ゲーム中の音楽が聞けるのとイラスト画。 2回目に使える筆技も手に入ったけど、やらないから関係ないなあ。 クリア成績です。 クリアタイム 32時間23分08秒 総死亡回数 10回 総妖怪退治数 737体 総取得金額 593655両 総取得幸玉数 1441個 総やり直し数 2回 戦闘評価 神 333回 松 165回 竹 104回 梅 37回 凡 21回 総合評価:神 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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