5536150 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

らくがんの休日

らくがんの休日

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

Rakugan is Kitten

Rakugan is Kitten

Category

Comments

 Rakugan is Kitten@ Re[1]:自宅でハロウィンアフタヌーンティー(10/09) Blackさんへ こんにちは。(^^) 返信遅れ…
 Black@ Re:自宅でハロウィンアフタヌーンティー(10/09) こんにちは・w・ノ おいしそうな料理の写…
 Rakugan is Kitten@ Re[1]:スターバックス 桃フラペチーノ(07/16) Blackさんへ お久しぶりです。(*^^*) ス…

Favorite Blog

ふわふわメラルバ Blackさん

2/2(日) メンテナン… 楽天ブログスタッフさん

Freepage List

ゲーム一覧


バイオハザード


サイレントヒル


ICO(イコ)


ゼルダの伝説


スターフォックスアドベンチャ


トゥームレイダー1~6


探しに行こうよ


エコーナイト


サイレン


ディノクライシス


エネミー・ゼロ


アークザラッド1・2・3・4


俺の屍を越えてゆけ


ピクミン 1・2・3


鬼武者1・2・3・新


Devil May Cry 1・2・3


真・三国無双シリーズ


戦国無双シリーズ


悪代官


天誅


影牢1・2&蒼魔灯


ベイグラントストーリー


デュープリズム


いただきストリートSpecial


ちびロボ!


MOON、エンドネシア、チュウリップ


ボクと魔王


ゼノギアス


DQ8


ガンダムSEED 連合vsZAFT


バンピートロット


絶体絶命都市


FF9


大神、大神伝


ワンダと巨像


ダージュ・オブ・ケルベロス(FF7)


ダーク・クロニクル


Bully


戦国BASARAシリーズ


クライシス・コア


FF7


モンスターハンター P2


モンスターハンター P2G


モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G


モンスターハンター P3


レイトン教授と悪魔の箱


FF10


ベヨネッタ1、2、3


アンチャーテッド


レゴシティ(アンダーカバー、ムービーザゲーム)


モンスターハンター4、4G


マリオカート


モンスターハンターX


トゥームレイダー レジェンド以降


ラチェット&クランク


モンスターハンターストーリーズ


刀剣乱舞オンライン2017-2022


モンスターハンター ライズ


あつ森


刀剣乱舞オンライン2023-


積みゲー リスト


気になっているゲーム


工事中


日常生活の理科


感動の食物連鎖


下水道、その働き


宝くじの当たる確立は?


体にイイこと


腰痛、寝ちがえ


足のトラブル


お腹にガスがたまる


ポン・デ・ライオン コレクション


香水


Post Pet Collection


安全に暮らそう


防犯対策


災害への備え


愛しの猫たち(プロフィール)


猫達のお買い物


猫達のお買い物2


ねこ日記 2005-2007年


ねこ日記 2008-2020年


ねこの健康について


読んだ本


小説(海外)


小説(作家別・ア~ナ行)


小説(作家別・ハ~ワ行)


エッセイ、ドキュメンタリー他


時代小説


動物が出てくる本


イベント・旅行・おでかけ


アフタヌーンティー、ランチ


ブックマーク


Keyword Search

▼キーワード検索

2016.01.26
XML
カテゴリ:読んだ本
訳:安達 眞弓
2015年07月 辰巳出版(株)より


2011年に初めてツール・ド・フランスの放映を見てから、毎年ダイジェスト版の
テレビ観戦をしています。
で、この本を見つけたので読んでみました。

ツール・ド・フランスの非公式の賞であるランタン・ルージュ。
これは総合最下位になった選手に与えられる賞のこと。

名前の由来は諸説あるそうですが、かつてヨーロッパを走る列車の最後尾に
ここが最後尾ですよ、という目印に赤いランタンを吊していたから、
というのが有力らしい。
なるほど、大勢で道路に長く伸びながら長距離走る人々の最後尾と
イメージが重なります。

最初はツールの歴史の紹介。
初回は1903年。
フランスのスポーツ紙[ロト]の経営危機にあたり、同紙の記者アンリ・デグランジュが
宣伝企画として、6回のステージでフランスを1周する過酷なロードレースを思い付いた
のが始まりだそう。
最初は列車に乗ったのがばれて失格になった選手がいたり、初代ランタン・ルージュ獲得の
アルセーヌ・ミロショーはトップから65時間遅れであるとか、伝説がものすごい。
完全な個人戦で、マシントラブルは全部自分で解決。
自転車は重く、道路事情は悪い。
そりゃ時間もかかるよね。

という具合に色々な年代のランタン・ルージュ獲得者に、作者がインタビューしたり
考察したことが章ごとに書かれているんですが、正直なところあまり面白くなかったです。

原因はいろいろあると思いますが、最大の原因は私がツールに詳しくないこと。
見始めてまだ5年(つまり5回)だもん。
昔の選手のこととか全然わからないよ。
かろうじて名前がわかったのってアームストロングくらい。

あと、ツールの文化的背景が理解できないこと。
ツール自体、独特のルール(明確なルールはもちろん、不文律とか、ルール違反ではないが
やったら他の選手から非難される行為とか)がたくさんあって複雑ですよね。
逃げている選手同士で談合して協力するのはOKだけど、トップ選手がマシントラブルに
遭った時に上位選手がアタック仕掛けるのは卑怯だとか。
実際に2015年の大会で、フルームがパンクした直後にニバリがアタックして、フルームが
激怒していました。
そうか、これはやっちゃいけない卑怯な行為なのかと、初めて知るルールが多い。
それに加えてフランスの国民性。
フランスって長距離の耐久レース好きですよね。
レースによって得られる名誉とか、国民を奮い立たせる勇気とかに大層な価値が
あるみたいなんですが。
それにしてもツール主催者が選手に要求する『死ぬほど走れ。少しもだらけるな。
必死に走らないヤツは失格だ』的な感じが、日本人の私からすると度が過ぎてるように
思えてしまうんですよね。
フランス人ってわからない・・・・。
文化の違いだからしょうがないと思うけど、なかなかに共感するのは難しいです。

もう1つ、作者の私見・感情が入りすぎていて付いていけない。
この作者もアマチュアですが、ロードレースをやる人みたいなんですよ。
自分が完走できなかった体験を投影されていて、そこも共感しにくい。
ランタン・ルージュは、過酷なツール・ド・フランスの世界の中で、少なくとも
完走できた選手しか得られない賞であるから、どうしてもそうなるのかもしれないですが、
ちょっと鬱陶しかったです。

そして読んでもよくわからなかったけど、ランタン・ルージュはクライマーよりも、
山を登るにはハンデがありすぎるスプリンターが多く取る賞という印象でした。
平地で競って競って競って、それでもステージ優勝できるのは1人。
山岳を重い身体で苦労して登って、体調悪い時もあるし、落車で怪我してたりタイムを
落としてたり、それでも足切りで失格にならないために必死で走る敢闘賞的な。

もう1つ、チームリーダー(エース?)を勝たせるためにアシストに徹して、
自分のペース配分は関係なし、最後に飛び出して行くリーダーを見送って自分は集団から
脱落、それでも失格にならないために最後まで走りきる、というパターン。
名アシストはどこのチームでもチームメイトに愛され、「いつでも一緒走りたい選手」と
名のある選手達に言わしめる。
こっちは理解しやすく感動的に思えました。

ちょっと期待外れな内容で残念でした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.01.26 13:03:13
コメント(0) | コメントを書く
[読んだ本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X