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冬に寒がる君の指先に
温もりを与えたいと思っています その為にカサカサと 手を擦り合わせて 暖かくして置きます あなたが欲したときに いつでも暖められるように 自分ではどれだけ 暖かくなったかわからないから 擦り続けて 手のひらを見つめたら 渦が薄くなっていました 自分である証が あなたのことを思うあまり 自分を見失ってしまった こんな僕にきっとあなたは 温もりを求めたりしない あなたを想うあまり 薄くなった渦を あなたは見つけてくれるでしょうか でも きっとまた繰り返すんだ カサカサと手を擦りながら 白く濁る息を吹きかけながら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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