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というものはたくさんある。
例えば昨日のような皓皓たる満月。 空、花、水、鉱物、お洋服に絵画に漫画、彫刻や建築物、美しい文字や食べ物、コスメ。 あと個人的に、夜見る札幌駅の時計(星がかわいい) そしてなにより、人間です。 街を歩いたり地下鉄に乗ったり、外を歩いているといろんな人がいて、きれいな人や素敵な人、そして奇妙な人がたくさんいる。 そういうひとを眺めるのがとても好き。(悪趣味) ファッションチェックも大好き。自分の好みの、エレガントでクラシックとかガーリィとかデコラティヴとか、そういう雰囲気のお洋服を着こなしているひとを見かけると、つい失礼だと分かりつつもいろいろ見てしまう。 でも、べつに特にきれいじゃなかったり(きれいだったとしても私の好みのきれいさぢゃなかったり)おもしろくもなかったりするにも関わらず、どうしても目を奪われる人と云うのが稀に居るのです。 最近気になってしまうのが、何て云うジャンルなのか分からないけど、お姉さんっぽいギャル、というのか。雑誌で云うならグラマラスとかそういう感じの。 きんいろに近い茶髪を巻いたり逆毛を立てたりして超ボリューミーにセットして、黒いアイラインにスモーキーでダークなシャドウで、大抵超細身のピッタピタのデニムとか迷彩柄のカプリパンツとか、あとひらひらワンピを着てブランドバッグ持って、ピンヒールのお靴をはいてるの。そういう人。ASH&DIAMONDとか←イメージ。 ……で、そういう人はたくさんいるし、別に好きでもなんでもないし、自分では絶対しないと思うし、見蕩れもしない。 しないんだけど、でもごくたまに、本当にごくたまにそういうスタイルのお姉さんで、すごく華奢で小柄なひとを見かけると「ああ……!」と思うのです。 大抵顔が小さいのに大きなサングラスをかけてて、顔のほとんどがサングラスだったりして。 ごついゴージャスなゆびわとかバングルが痛々しいくらいの手指をしてたりして。 何か、多分そういうスタイルのひとというのは「ゴージャス・クール・セクシー」みたいなものを志向してるのではないかと思うんですけど(よくわからない)何か小さくて華奢なひとがそう装うことで、逆にそのひとの可愛らしさとか可憐さとかがクローズアップされちゃってるような危うさがあって、何だか目が離せない気持ちになるのです。 勿論、該当する人をそんなにたくさん見たことが有るわけではなくて、100人そういうスタイルの人がいたら2、3人いるかいないかって感じの頻度なんですが、何だか街でそういうお姉さんを見つけると、なんだか気になってしまうのでした。 昨日そういうひとを久しぶりに見て、胸をざわめかせながら地下鉄に乗ってました。 ディオール(確か……)のピンクのサングラスが似合っていつつ、でもやっぱり顔のほとんどをサングラスに覆われていて……何だか本当に胸騒ぎ。 きれいなかたでしたけどね。お肌もきれいで、爪も完璧で(スカルプ) あ、でも今気付いたけど「華奢で小柄」に、「きれいなお姉さん」ていう条件が付随するかも。 やっぱりそこか。 そもそも、ちいさくて華奢なひと、に憧れがある所為なのかも知れないですが。 痩せれば細くはなれるけど、ちいさくなるのは無理だものー。 なおかつ、そういうゴージャス系でありつつ華奢で小さいというギャップ? 人間はギャップに弱いものだ……(一般論化するなよ) 皆川博子の「妖櫻記」をようやく読み始めた。 やっぱり皆川博子、すごいわ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.15 17:01:33
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