梅雨の中休みか、毎日真夏を思わせる猛暑だが、読者諸氏には
ご息災にお過ごしであろうか。

何とも早いもので、今年も折返し地点である。
この半年何を成し得たかと自問しても、思い当たる様な事は何も
無し。これではいかんと思いつつも、毎年同じだからまあ良いか
等と逃げてみたり。

流石に鬱陶しくなって来たので、会社帰りに散髪屋に寄る。
女性は都度色々な美容室に行って、店毎の違いを楽しんでられる
方も結構多い様だが、男と言うものは、と言えるのかまぁ少なく
とも拙者はそうだが、一旦通いだした散髪屋さんはなかなか変え
ないのである。

自身が、あるいは散髪屋さんが引っ越しても、通える範囲ならば
律儀にも同じトコに通い続けるのである。
勿論何等かの都合でピンチリリーフ的に一見の散髪屋に行く事も
有るには有るが、やはり何かしっくり来ず、間を空けずに馴染み
の店に行き直したりする。

馴染みのトコだから黙って座るだけ、後はテキトーに仕上げて
呉れるので安心。まぁ土台が美男子の対極に近い拙者の事なので
髪型に凝った所で仕方無いのだが。

拙者齢ン十ン歳にして物心付いた頃からを思い返してみても、今
の散髪屋さんで二軒目なのである。もう25年の付合いになるか。
通い出した当時には未だ陰も形も無かった娘さんが社会人になる
んだから、拙者も歳取る筈である。

と言うか月日の経過は残酷なもので、髪型がどーとか言ってる
場合では無くなって来ているのである。
長さは有っても、その分布密度とかに異変が生じて来て居る

流石に未だハサミの空打ち（切ったフリしてカチャカチャ言わせ
てるが、実際に切るのは数回に一度として時間を稼ぐ）をされる
トコまでは行って無いが、確実にハサミのワンストロークで切る
長さ・量は減らされている。

昔ならもっと「ざっくざく」と梳きバサミ入れられてた筈だが、
あれ？もう終わりですか？

シャンプーの時も、昔はもっとガシガシ頭皮擦ってたのに、何で
そうもヤワヤワ～なんですかい？

うむ～っっっ。（悲）