今年一年間に入線した車輌（Nゲージ）もまとめてみた。
本日迄でトータル71両、支払総額は16万円超。
基本は旧国鉄・非電化路線専門なのでこの程度で済んでる。
ブルトレじゃ新幹線じゃ私鉄じゃと手を拡げたら、数倍は優に
掛かると思慮される。おそロシア。

店頭購入では無く殆ど全てをネットでポチッとな。
欲しいと思っている物で一般に購入出来る物はほぼ入手して
いるので、後は発売予定の新製品たら再生産品たらとなる。
なのでネットで予約しておけば忘れていても発売日に前後して
かつ送料無料で届けてくれるし、割引やらポイント還元やらも
ソコソコある。何より店に出向く手間が掛からない。
自宅から歩いても10分で行けるとしても、だ。

とは言え絶版品がポロッと出てきたりネットには載ってない
商品があったりする事も稀にあるので、実店舗も捨て難いので
はあるが。

で今年一番多かったのはディーゼルカー。
富さんキハ58/28系、過渡さんキハ181系と、共に琴線に触れる
ラインナップが発表されたので計27両。

続いて客車。勿論旧型と呼ばれるものが中心で14両。
急行運用があった12系もちょろっと。
14/20/24系のいわゆるブルトレには全く食指が動かず。

電車は151系の旧「こだま」形のみだが、フル編成分購入した
ので12両。因みに電車はこれ以外に旧片町線の72系しか無い。
電車には思い入れが無い。
あと有ってもいいかな、程度に思えるのは環状線で走ってた
101系と103系位か。201系は別に要らないし。
乗った事があるって意味で583系もか。

貨車、と言ってもク5000の車運車6両と除雪車2両。
昔は福知山線の川西池田辺りにダイハツのターミナルがあって、
ずらっとこのク5000が並んでたのを車窓から眺めていたもので
ある。除雪車はまぁ勢いっつーか、たまたま実店舗へ行った時
にリラックマタオル欲しかったから（○○円お買い上げで差し
上げます、と言う奴）。
世間ではコキ（コンテナ車）やタキ（タンク車）をずら～っと
繋げるのが好きな御仁も多い様であるが、拙者にとって貨物
列車は雑多な二軸貨車を20～30両繋いでC58が引っ張る、往年
の城東貨物線が原体験。毎日の様に学校帰りに見に行ってた。
当時は線路脇まで普通に立ち入れたので、悪ガキの常として
コインやらワッシャやらを線路に置いてペチャンコにして喜ん
でいた。
※良い子は絶対マネしないでね（はぁと）。


続いて電気機関車6両。EF15/16/53/59/ED18と馴染みのあるもの
や特徴的なもの、しかも旧型電機限定と来たものだ。
世間ではEH200、EF510-500番台（北斗星用）やら金太郎やらが
流行らしいが全く興味茄子。

ディーゼル機関車は待ちに待ったDD54が先ず2両入った。
残り3両は来春の予定。
これはDF50マン形と共に、拙者にとって福知山線の原風景と
言っても過言では無い機関車なのだ。
凸型では放出の操車場で日がな一日眺めてたDD13を再販して
くれんかな。馴染みは無いがDE50なんかも素材的には面白い。

蒸気機関車は２両ほど。
スケールに難ありだがまぁ定番とも言えるC11と、満を待して
出たD51-498。D51はJR仕様だが、そのスケール感・スーパー
ディティール共に、こりゃ買いでっせ皆の衆。
一昨年発売のC62@過渡、去年のC57@富と今年のD51、各社とも
腕を上げたものである。この調子で過去発売済みのものも次々
リニューアルして欲しいものである。
取り急ぎC54・C55・C56・C58・C59あたりから宜しく、過渡さん。

反面と言うか蟻さんの「の様な物」はかなりの数を見送った。
C56とかD60/D61とか、素材的にはピクッと来るのだが、残念。

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Nゲージは線路幅が9mm（Nine gaugeのN）で縮尺1/150と言うの
が標準プロトコルなのである。新幹線や一部の私鉄なら標準軌
1435mmで1/150では約9.6mmとなり、余り違和感は感じられない。
所が国鉄（在来線）の線路幅は狭軌と呼ばれる1067mm、1/150
にすると7.1mm程度となり、模型ではボディに対して（僅か2mm
でも）かなり軌間が広すぎ、そのままではディティールに破綻
をきたしてしまう。

電車など箱形車輌は比較的マシだが、特に蒸気機関車は複雑な
形状をしているので、部分部分では似ているのに全体の印象が
全く別物となる事が往々にして起きる。更に純技術的な問題、
例えばプラスチック成形金型の制限であるとか、駆動用モータ
などメカニズムのサイズに依ってスケールが取れない事もまま
あり、やもすると「…の様な（別の）もの」になったりする。

従ってドコを重視し、ドコを割り切ってデフォルメしていくか
と言う表現方法が、各メーカの味と言うか腕になるのである。

少し前までは1/140とか1/135とか、ボディスケールで逃げた？
ものも多々見られた（特に蒸気機関車に多かった）が、1/150
で作られた客車やら貨車やらと繋ぐとデコボコ、アンバランス
が目立った。一気に模型から「おもちゃ」っぽくなる。



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このエントリを纏める為に再度買ったものを見直してたら、
うわ、こんなの買ってたんやと既に忘却の彼方に行ってるもの
も結構あった。何だか勿体ない。

とか言いつつも常にバックオーダー（予約注文）が数万円分
ほどあったりする。